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新潟市の住宅設計事務所ネイティブディメンションズ=狭小住宅や小さい家、構造計算、高気密高断熱が好きな建築士のブログ

【ministock-16(lab)】小さな世界のよくある話-2階リビングの小さい家-

2023-09-03 19:16:38 | ministock-16(lab)
自宅ができてから毎週来客がある日が続いています。
県外からの来客も多く、この2か月で北海道、秋田、東京、長野、富山からお越しいただきました。

皆さん、「9坪でも狭くないんだ」「これをイメージして形にできることはすごい」と驚きも含めて評価していただきました。

ここ近年の物価高が影響して「小さい家」がブームになりつつありますが、やっぱりここまで小さい家はやりすぎの様です。

今日から新しくミニストック-16が始まりました。

土地探しからのご相談でネイティブディメンションズらしいサイズ感の建物の場合にどのくらいの土地の大きさで十分かを検討しながら選んでいただきました。

土地が小さければそれだけ
「総額が安くなる」
「坪単価の高いエリアに住める」
などのメリットがあります。

そこさえクリアできれば、あとは私が工夫を加えて住みやすくするだけ。

「土地探しからのご依頼」はネイティブディメンションズではあるある話になりました。

また、間取りに関しても「ミニストックー〇〇のままでいいんだけど」というのもあるある話。

「世界に一つだけの家」とかっていう誰に対しての価値観なのかよく分からない理由は置いといて、暮らしやすそうというイメージから入っていただているのではないでしょうか。

小さいのに。

つまり、私にご依頼いただける理由が「小さい家に住みたい」「小さい家でも十分」ではなく「アイディア溢れる住まいに住みたい」なのかなと思っています。

「空間よりも暮らし方」という価値観がネイティブディメンションズ界隈ではあるある話。

っていうか、「暮らし方をまとめると空間も勝手にまとまります」
暮らし方を意識していない空間造りはがらんどうの時は素敵だけど、荷物が入るとバランスが崩れていくケースもあります。

今回はミニストックー08をベースに、土地に合わせたアレンジと暮らし方に合わせたアレンジとコストに合わせたアレンジを加えました。

それをベースにこれから細かい使い勝手を落とし込んでいって、あのミニストックに似たプランだけど全然違う家が出来上がるというあるある話につながっていきます。

魔境ネイティブディメンションズにようこそです。

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