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今日一瞬だけ夕日が表れて街が鮮やかなネイティブディメンションズオレンジになりました。(今勝手に名付けました)
空は世界共通だけど、この夕日を見れた方はどのくらいいるんだろう。
この瞬間を共有できると仲間意識が芽生えちゃいますよね。
さて、先日ミニストック-13の図面と金額がまとまりました。
いよいよ工事着工の準備に入ります。
その中で、最後の最後まで迷われていた仕様があったんですが、Yさんから
「悩んだ時は鈴木が提案した方を選んだ方がいいのでコッチでお願いします」
という一言ですべての仕様が決まりました。
注文住宅を建てるからには「自分の理想の家」という目的が一番にあると思うんです。
その目的に対して、私が優先した方を選択してくれるというのは設計者冥利に尽きますし、責任も感じます。
でもこれって伏線があるんです。
建築士事務所として、私はお客様に対して最適な住まいを提案するのが仕事ですが、私はそもそも「小さい家が好きです」
これを日頃公言しているので、小さい家に住みたい方が集まってきてくれます。
つまり、設計事務所はお客様の代理人ですが、それ以前に似たような家に住みたい仲間でもあるんです。
浴室の給湯リモコンをどこに付けるかの話で、浴室じゃなくて脱衣室に付けたいという話もめっちゃ気が合いました。
小さい家に住みたいばかりに暮らし方そのものも独特な表現になっているはずなんですが、なぜか共感しちゃう。
共通したベースがあることでお住まいがどんどん素敵になっていくと思います。
よって、現在お家づくりを勉強されている方も、まずはどんな暮らし方をしたいかを整理して、その暮らしに合った住まいを得意としているハウスメーカーや工務店さん、設計事務所を探すべきだと思います。
仲間づくりという感覚で、是非素敵な住まいづくりを進めていただきたいと思います。
22年前に建て替えたとき、身分不相応にも、建坪50坪もの家を建てました。
息子夫婦との2世帯住宅です。
住み心地は良いですが、今、老年になって思うことは、もっと、小さな家でよかったのに…と言うことです。
今、私が毎日使ってる場所は、リビング兼ダイニング。
それにベッドルーム。
人間、使う場所は限られています。
小さくて、居心地よい空間が理想ですね!
普段の生活でちょうどいい大きさってありますよね。分身できて色々こなせたらいいのになと思いながらも結局体一つなので、おっしゃられるように使える場所は限られてくると思います。
大きい部屋でくつろぎたいときは温泉旅館に行くようにしています(笑)