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新潟市の住宅設計事務所ネイティブディメンションズ=狭小住宅や小さい家、構造計算、高気密高断熱が好きな建築士のブログ

2019関東甲信越建築士会ブロック会青年建築士協議会

2019-06-22 21:04:00 | 建築士会
毎年恒例のタイトルが長すぎる大会
 
今年は埼玉県の秩父市に450名の仲間が集まりました。
 
大会テーマは
 
建築
よく
 
「よく」とは下記の通り。
 
 
10都県の代表が地域実践活動を発表して最優秀賞を選びます。
審査項目は、地域への貢献度、会員への貢献度、プレゼン力、持ち帰って実践したいかです。
 
新潟県からは長岡支部さんが4年目を迎えた就職斡旋活動について。
企業や学生が参加する講習会や就職ガイダンスを開催して、学生に建築の楽しさを伝えながら、地元に就職してもらう事で、地域の力をつけるという狙い。
 
実際に内定者が出ているので、長岡支部さんも手応えバッチリ。
 
無事優秀賞をいただきました。
 
最優秀賞は埼玉県建築士会さんの「くむんだー」というジャングルジムワークショップの報告。
 
「くむんだー」とは、伝統的な木組み構法を用いたジャングルジムをみんなで作って遊ぶというワークショップのこと。
これめっちゃ面白そう!
長岡支部さんとは僅差で埼玉さんが勝ち、大変盛り上がりました。
その後は、第二分科会で私は林業のことについて学んできました。
 
現在の林業は、育てる事と伐採するバランスが崩れ始めているという話や植林する杉の苗木を生産する方の半端ないこだわりの話などがありましたが、特に印象に残ったのが、材木屋さんの職能についての話。
 
工務店さんは、材木屋さんから殆どの材料を買って住まいを作ります。
 
その時に材木屋さんが、その住まいの特徴を理解して販売してるかどうか。
 
一律同じ材料であれば何売ったって同じですが、木は同じものがありません。
 
製材屋さんから運ばれた材料をバラして、どの木が合っているのかを振り分けるのが本物の材木屋さんとの事。
 
やはり住まいって工業製品ではなく、人の手で一つ一つ積み上げられて作るものなんです。
 
ちょっとやそっとの想いじゃないんです。
今後も大切に関わりたいと思います。
 
いい刺激を受けたら懇親会!
みんなで感想を共有してきました。
今回新しく知り合った人、毎年会う人、久しぶりに再開した人などホント楽しかったです。
 
みんな元気でした。
建築欲増し増しで帰ってきましたよー。

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