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新潟市の住宅設計事務所ネイティブディメンションズ=狭小住宅や小さい家、構造計算、高気密高断熱が好きな建築士のブログ

新潟対松本

2015-10-17 22:00:42 | フットボール
J1在籍12年の間で一番おもしろいサッカーをしていたころのプレーを久々に見た気がしました。
前線からの守備はなんとなく新潟の代名詞になっていますが、やっぱり大切なのはその守備に目的があるかどうかだと思います。

特に放り込む相手に対して、引いて守ってターゲットマンを徹底的につぶすのもセオリーの一つですが、新潟のサッカーが面白かった頃って、ターゲットマンを狙うんじゃなくて、放り込む選手にかなりのプレッシャーを掛けていました。

放り込む方にプレッシャーかければ、それなりに動揺するだろうから精度が落ちて、そのセカンドボールを拾い集めて攻撃に移す。
ほんと久々に守備がはまってるなぁって思いました。
ラファがそれなりに頑張っているのが好印象です。

ただ、そのいい流れの中で惜しいシーンが続くので、いつものひょんな一発で沈むパターンが臭い始めた時に、慶応ボーイが一閃。
相手マーカーの多少ブラインドになってたんですかね。
キーパー反応しきれず、ゴール右端に吸い込まれていきました。

あぁ。ニューヒーロー誕生しちゃった。
イケメンだし。(奥さんはなぜか渋い反応)

監督の言う通り、試合全体を通して一人入りきれてなかった端山君ですが、あのゴールはチームの勢い呼び込みました。
そして、間髪入れずの健太郎のゴールで勝負あった的な。
あとは落ち着いてゲームを閉めるだけ。

みんなさぼらず良く走っていました。
不思議と走行データはさほどでしたね。
それだけ質の高い走りができていた証拠だと思いますが、このサッカー、シーズン序盤から見たかったよぉ。

ハリルホジッチ監督が指宿目当てに視察に来てましたが、今日はまんべんなく質の高いプレーができていたので、選手個人の評価よりもチーム全体のバランスの良さが目に付いたんじゃないでしょうか。

新潟すげぇじゃんくらいには思ってくれたと勝手に妄想しておきましょう。

残り3試合、この試合を続けて、笑顔でシーズンを閉めさせてください。


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