パッと見、プール作っているようにしか見えません。
じっと見ても、プール作っているようにしか見えません。
結果二度見して、やっぱりプールだよなって思います。
大人でも胸元くらいまでの高さ。
っていうのもありますが、なんでプールに見えるのか。
例えば「ベタ基礎」で画像検索してみてください。
こんな感じ。
ギョーカイあるあるなんですけど、基礎を見ると大体間取りが分かっちゃうんです。
お部屋の壁の位置通りに基礎があるのでイメージできちゃうんですよね。
基礎が沢山あると「なんか安心」できますし。
地震に強そう。
で、
ミニストックの場合はコレ
内部に基礎がほとんどないんです。(内部の型枠をまだ作ってないので少し分かりにくいですね。印象操作しているわけではありません)
だから、プールに見える。
でも、立派な住宅基礎です。
検索した画像と明らかに見た目が違うのに。
これだと安心感ない?
地震で壊れそう?
ネイティブディメンションズでは、「ありとあらゆる壁」に屋根からの重さを負担させる計画ではなく、基礎を必要最小限にするために、「必要な壁」にしか屋根からの重さが落ちてこない様に梁や柱の位置を設計しています。
そして、これが壊れそうに見えても、見えなくてもご契約書類に合計377ページの構造計算書を添付して、安全性をご確認いただいています。
契約書類に綴じているということは「契約前」に建物の安全性確認が終わっているというのが安心ポイントです。
今度はその計算書と設計図通りに現場が進められているか確認する。
コーナーに付けるアンカーボルトは左右どちらから測っても100mmと300mmの位置にあります。
先日の記事通りの位置に鉄筋も配置されています。
その結果、基礎の端から見ると鉄筋やアンカーボルトが一直線に並んでいるのが分かります。
まさに図面通り。
CADの画面上で私がまっすぐ描いたことを、職人さんは現場で実際にまっすぐにしてくれます。
すごい!
見えなくなるのがもったいないくらいです。
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