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ミニストックの絶対的エースだった洗面化粧台「TOTOリモデア」
2年前に廃盤となり、最初の画像は世界で最後に納品されたリモデアです。
①スクエアなすっきりとしたデザイン。
②水栓が洗面器の立ち上がり面ではなく、カウンター下端からにょきっと飛び出しているので、お手入れ超簡単。
③全体の奥行きがわずか490mmしかないのに、洗面器容量は14L。
こんな完全体を今まで見たことなかった。
しかし、デザインって完成すると寿命が短くなるパターンもあります。
改良の余地があるから生き続けるみたいな。
だからなくなった。
それ以来洗面化粧台迷子となっていましたが、2年経ってどうなったのでしょうか。
迷子後のお話です。
その2年前以降、ミニストックは一度冬眠期に入ります。
未だにリモデアを超える洗面化粧台は発売されていません。
①~③のどれかを満たす商品はありますが、すべてを満たす商品には出会えていません。
しかし、ミニストック-12は工事が始まり、ミニストック-13と14は設計打合せが進んでいます。
そして、都市伝説ミニストック-04
この4棟すべては洗面化粧台を作ることにしました。
ベースはミニストック-08
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/52/8afec1e306f129e7a660d35d1dced5b4.jpg)
とにかく既製品で薄型商品がないんです。
既製品の多くは500mmちょっと。
ほんの数cmでしかないんですが私が欲しいのは500mm以下。
よって、作るしかない。
そして、このデザインに各オーナーに合った収納方法を付け加えています。
ミニストック-04は、タオルではなくペーパータオルを採用することにしました。
ペーパータオルって、ちょっと勿体ないというイメージもありますが、このご時世で少し見直されています。
ただし、私はそんな理由ではなく、
っていうか、
私が選ぶ理由っていたら今のところ皆さんもご存じの通り、掃除のしやすさ一択。
ペーパータオルにどんなメリットがあるかというと、手を拭いた後、ついでにカウンター回りも拭くことができます。
ついでにカウンターの掃除もしちゃう発想。
これは、上の娘が外食でトイレに行くといつも帰りが遅いことからヒントを得ました。
小さい時からいつもトイレの帰りが遅くて、なんで遅いのかを聞いた時、彼女は、トイレの手洗い器を掃除してから帰ってきてるんだと言いました。
カウンター回りが水でびちゃびちゃになっているのは、使う時に気分が悪いし、次の人に気持ちよく使ってもらいたいからだそうです。
その姿勢が素敵で褒めてあげましたし、パーパータオルだったら思いついた時に簡単でもいいから掃除ができちゃいます。
これはタオルにはできないことです。
そして、上の娘はもう東京に行ってしまいましたが、お店のトイレで手を洗っている時にいつもこのエピソードを思い出します。
今度は自宅の洗面所でも思い出すようになるでしょう。
思い出は、頭の中だけでなく、モノにも宿ります。
家族と繋がれる住まいにしたいなと思っています。
あれ、理由は掃除じゃなかったみたい。
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