EF24-105mm F4L IS と三脚雲台のインチキオーバーホールのテストをして来ました。
○EF24-105mm F4L IS
Webではあまり評価の芳しくないレンズですが、APS-C機で使う限りではほぼ問題無し、ISとの合わせ技で十分に合格点。EOS 7Dに取り付けて被写体にピントを合わせ、ライブビューで液晶に拡大画像を出した時に「おっ、シャープじゃないの」と思いました。あえて開放絞りで撮った物もチェックしてみましたが、解像度も特に問題無いと思いますよ。まぁ、周辺部がイマイチってのは、フルサイズ機で撮ってみないと分からないって事は言えますけどね。そうそう、EOS-1Nに付けて24mmまで引くと、あまりに大きな周辺光量落ちに驚かされました。30mm付近まで四隅が黒く落ちるので、補正出来るから良いとは言え、フルサイズ機ではあまり使いたくないですね。APS-C機なら全然問題無いです。
IS機能はなかなか強力で、手持ち32mm(51mm相当)、1/10秒でブレていなかったのには驚きました。ただ、手ブレを強力に補正するため、「体が動いている」と三半規管が検知しているのにファインダー像が動かないので、頭が軽くクラッと来るのには参りましたね。EF100-400mm F4.5-5.6L IS の手ブレ補正は違和感を感じませんでしたが、強力になった分違和感が出てきた様です。
APS-C機で使うと言う前提を付ければ、高画質で利便性が高いレンズと言えるでしょう。でかいフードも付けられますし。
○雲台
インチキオーバーホール前の様に、締めて緩めた後で引っ掛かることが無くなり、動きがすごくスムーズになりました。同じ力で締めて仮止めしたつもりでも、抵抗が減ったせいかカメラがカクッと傾きます。本格的にオーバーホールするまで、これで何とか誤魔化せそうです。良かった、良かった。