四季・彩

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まるでマンガ

2011年11月27日 | Camera


EF24-105mm F4L IS で初めて夕日を撮ってみましたが、パソコンで現像してみてその結果にビックリ。太陽の周りにまるで小学生が書くお日さまの様なフレアがギザギザに出ていて唖然。いくら何でもこれはちょっとひどいんじゃないでしょうか。EF17-35mm F2.8L や EF70-200mm F2.8L でも多少はこう言うフレアは出ますが、「まぁ、しょうがないかな」と言うレベルですからね。

確かに強力なIS機能はこれまで出来なかった撮影を可能にしてくれますが、解像、コントラストにフレアと言った基本性能がイマイチでは、「L」の名前を付けて売るのはいかがなものかと。通常撮影での絵の甘さは言うに及ばずですが、最短撮影距離に近い近接撮影では大甘だし。等倍に拡大してみると、自分の目が悪くなったのかと思う程ボケボケで、ピントの芯がどこにあるのか分からない。これでは簡易マクロレンズとしての使用もためらわれます。

これが普通のレンズだったらこんなにグダグダ言いませんけど、EOS 5D MarkIIのキットレンズにも使われている「L」がこれではね。ハイテク武装も結構ですが、もっとレンズの基本性能を磨き上げて欲しいですね。それこそが本当に「L」に値するレンズなのでは?

ま、誰かさんのせいで、研究開発費が削られているのかも知れませんね。
レンズ前玉のコーティングではニコンに、裏面照射CMOSではソニーに先を越され、最近は先端技術を真っ先に投入するイメージが無くなりましたから。もしそうなら、現場のエンジニアの方々には同情せざるを得ません・・・。
コメント
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