表紙の写真:
この言葉は、初代マイヤー・アムシェル・ロスチャイルドの妻であり、国際銀行でヨーロッパを支配した5人のロスチャイルド兄弟の母であるグートレ・シュナッパーのものです 。
金貸しとお金と権力について 2/4からに続き・
中国戦線で使われた軍票
通貨で買い物が出来るのは、ただそれに価値があると思い込んでいるからだ。これはいわば偽札のようなもので、誰かが光を当てて偽物だと見抜けば、もう使えなくなってしまう代物なのである。
各国の中央銀行の方針は、1930年に組織された国際決済銀行(BIS)を中心とするネットワークで調整されている。BISの憲章は国際銀行家会議(=レプティリアン混血種のカルテル)で起草されたものだし、本部も、イルミナティ金融ネットワークの最重要拠点のひとつであるスイスに置かれている。イルミナティが画策(かくさく)した戦争でスイスが決して攻撃されないのは、これがあるからだ。
国際決済銀行(BIS)は、欧州中央銀行(1998年にロスチャイルドゆかりの都市フランクフルトに設立)、世界銀行、国際通貨基金(IMF)世界貿易機関などの組織と連携して、世界の金融と貿易をがっちりと握っている。ということはつまり、国家や人々の選択肢とチャンスを左右できるということだ。
政府は金融システムに逆らえず、そのため銀行家は、思うがままに各国政府を操ることが出来る。
レプティリアン混血種は金融システムの中央集権化を更に進め、世界中央銀行を作ろうとしている。それが超国家内のいくつかの中央銀行を支配し、更にそれが各国の中央銀行を動かすわけで、これは階層構造を何より愛するレプティリアンには、最高の満足感を与えてくれるだろう。
マイヤー・アムシェル・ロートシルト(ロスチャイルドのフランス語読み)が言ったように、
本当に「国家の通貨を発行・管理する権限を与えてくれるのなら、誰が法律を作ろうとかまわない。」のである。
連邦準備銀行の前身である合衆国銀行を激しく批判したトーマス・ハート・ベントン上院議員は、中央銀行制度を野放しにすることによる悪影響について、次のように警告している。
(トーマス・ハート・ベントン)
その正しさは現在にも通じるものであって、レプティリアン混血種の企(くわだ)てを正確に言い当てている。
『わが国の通貨がある集団の意のままになれば、政府は自ら独立を放棄してしまう。もはや安全ではいられない。和戦いずれにせよ、彼らの同意と協力無しには大きな事業に手をつけることが出来ない。彼らの動向を確かめること無しには、向こう六ヶ月間の歳入を予測することも出来ない。彼らとの関係が友好的なものになるか敵対的なものになるか、意見が一致するか対立するか、さらには彼らの認める金額が多いか少ないか、通貨制度は安定しているか無秩序なものになるか、彼らが利益や政策をどこまで合わせてくるか、などを見極めなければならなくなる。
こんな集団にこれほどの権限を与えてしまったら、国民はもはや安全ではいられない。誘惑はあまりにも大きく、機会はあまりにも容易だ。物価を上下させることも、財産を作ることも失うことも、紙幣の潮流をつかさどる海神ネプチューンの前に国民すべてを跪(ひざまず)かせることも出来てしまう。
あらゆる財産は彼らの意のままになる。土地の価格も、栽培中の作物の値段も、市場に出回る生活必需品の対価も、すべては彼らの指示で決まる。株式も彼らの玩具となり、株式市場は彼らのための賭博場と化すだろう。』
こういう理由があるからこそ、アジェンダはあらゆる国に中央銀行を設立させようとしているのだ。
残っている国はもうわずかしかない。
各国の銀行は、イルミナティのネットワークを通じて企業とつながることで、天然資源、食料、水、石油、薬品、工業製品などの流通を支配している。
(中略)
レプティリアン混血主が求めているのは、資本主義ではなくカルテル主義だ。彼らはマーケットを不正操作し、仲間と協力して、人々を中央の支配下に置こうとしつつ、その一方で、非協力的な人々をひそかに排除していく。もっとも恥知らずな操作の例はダイヤモンド市場で、彼らは供給を抑制することで価格を吊り上げている。
-以上引用終わり。
『アメリカ人が民間銀行に通貨発行をコントロールさせるようなことがあれば、まずインフレによって、次にデフレによって、銀行は・・・人々からすべての財産を奪い取り、子供達は気がつけば、父親たちが征服した大陸で宿無しになっている、ということになるだろう・・・。通貨発行権を銀行から取り上げ、本来属すべき人民に返すべきである。』- 第3代アメリカ大統領トーマス、ジェファーソン(1802年)
「民間の中央銀行が公的通貨を発行することは国民の自由に対して常備軍以上の脅威となる」ー 同じくトーマス・ジェファーソン(米国建国の父の1人で独立宣言の起草者の1人)
ラシュモア山ナショナル・モニュメントに刻まれた左から二人目の トーマス・ジェファーソンと一番右端のエイブラハム・リンカーン
『政府は消費者の購買力と政府の消費力を満足させるために必要とされるすべての通貨やクレジットを創造、発行、そして流通させるべきであります(タコ注:政府紙幣あるいは軍票など)。
これらの法則の採用によって、納税者は膨大な金利の支払いから救われるでしょう。
通貨の創造・発行の特権は 唯一政府の至高の特典であるだけではなく、政府による最も偉大な有意義な機会なのです。』ー エイブラハム・リンカーン(政府紙幣を発行し、暗殺された第16代アメリカ大統領)
『通貨とクレジットの管理が政府に返還され、そしてそれがもっとも際立った神聖な責任として認められるで、議会主権と民主主義について話すことは無効で無益なものである。
一旦、国がクレジットの管理を手放したなら国の法律を誰が作るとかは問題ではない。
一度、高利貸しの手に入ってしまったらどんな国でも破壊されてしまうだろう』ーウイリアム・ライアン・マッケンジー・キング(カナダ銀行を国際金融資本家の手から取り戻し国営化したカナダ首相)
「連邦準備銀行が合衆国の政府機関であると思っている人がいる。これらは、政府機関ではない。これらは、みずからの利益と外国の顧客の利益のために、合衆国の国民を食い物にする私的信用独占企業体である。連邦準備銀行は外国の中央銀行の代理人である。
『これら金融業者たちの目的は、消滅不可能な債務の創造による世界支配である』とヘンリー・フォードは語ってきた。
(その)真実は、連邦準備制度理事会と連邦準備銀行を操作する傲慢な信用独占によって連邦準備制度理事会が合衆国政府を強奪してしまった、ということである。」ー ルイス・マクファデン(ファースト・ナショナル銀行頭取で、銀行通貨委員会の委員長を12年間務め、最後は暗殺された下院議員)
(フォード自動車の産みの親
ヘンリー・フォードとA型フォード)
「連邦準備制度理事会は国民に対して責任を負うことはない。なぜなら、彼らは大統領に任命される公僕ではあるが、給料は連邦準備銀行の民間株主が支払っているからである。」ーユースタス・マリンズ(当ブログでも何度も取り上げた「世界権力構造の秘密(上下巻)」の著者で米国議会図書館長を解雇されました)
<世界恐慌から世界金融支配のためのBIS設立へ>
以下は、
ロスチャイルド関連の世界史1900~1950
からの引用です。
金融危機を防ぐ名目で設置されたFRBでしたが、連邦準備制度が成立してから、1921年、1929年の株価暴落、そして1929年から1939年の大恐慌、1953年、57年、69年、75年、81年の景気後退、87年のブラックマンデーを経験し、100%のインフレで購買力の90%が破壊されています。
つまり、FRBは何の役にも立っていないのです。
[1919年]ロンドン金属取引所でロスチャイルド5社による金取引の独占支配が確立されます。ロスチャイルド5社とは、N・M・ロスチャイルド、サミュエル・モンタギュー商会・シャープス・ピクスレイ、ジョンソン・マセソン、そしてモカッタ&ゴールドシュミットです。
[1929年]中央販売機構CSOが設立され、ロスチャイルドによるダイヤモンドの世界的独占支配が確立します。
10.24、ウォール街の大暴落をきっかけに世界恐慌が起きます。その原因は、1920年代にFRBの指示で信用創造量を増やしたことによります。融資の担保はおもに株券であり、その結果、株価は高騰、バブルが発生します。
株価がピ-クを迎えると、FRBは一転して銀行の信用創造を厳しく抑制。お金の流通量をわざと減らして大恐慌を引き起こしました。
このことは、ミルトン・フリードマンはじめ多くの経済学者が指摘しています(タコ注:前FRB議長だったアラン・グリーンスパン氏も指摘し、その結果FRB議長に抜擢されました) 。
[1930年]中央銀行の中央銀行である国際決済銀行(BIS 通称バーゼル・クラブ)が設立されます。
[1931年]景気回復という名目で金の回収が行われます。懲役10年という罰則のもと、アメリカ国民すべてが金貨や金塊を財務省で紙幣と交換することを義務付けられました。
[1939年]兌換紙幣が廃止され、紙幣と金は交換できなくなりました。つまり、合法的に金の強奪が行われたのです。
再び、ロスチャイルドの世界行動計画を見てみましょう。
「(15)我々の力を行使すれば、失業と飢えが作り出され、大衆にのしかかる。そうすれば、確実な資本の支配力が生じる。」
-以上引用終わり。
『連邦準備委員会が1929年から1933年の間に3分の1の通貨を減らしたことが大恐慌の明白な原因である。』-ミルトン・フリードマン(1997)
<アメリカの中央銀行の歴史>
1694年:英国に中央銀行設立。
1776年:アメリカ建国の父たちは独立を宣言し、同時にアメリカ独自の通貨を発行。
1787年:9月17日制定の合衆国憲法第1章・第8節・第5項に「合衆国議会は貨幣発行権、貨幣価値、決定権ならびに外国貨幣の価値決定権を有する」と規定した。
1791年:アメリカ最初の中央銀行である米国第一銀行が議会で20年の時限立法として承認運営を開始。
1811年:第3代大統領トーマス・ジェファーソンと第4代大統領ジェームズ・マディソンによって、時限立法の最終年に中央銀行が廃止される。
『通貨発行の権利は銀行家達の手から取り上げて、元来(がんらい)所属すべき人民の手に戻すべきである。』- 第3代大統領トーマス・ジェファーソン
『歴史は記録しているのです。通貨を発行し金融を支配することで、政府をコントロールし続けるために、両替商達はあらゆる形態の悪行、策略、騙しや暴力を使ってきたのでした。』-第4代大統領ジェームズ・マディソン
1816年:国際金融家たちは諦めず、今度は米国第2銀行を法制化しました。
1836年:第7代大統領アンドリュー・ジャクソンによって米国第2銀行は葬られました。
彼はまた憲法に基づき、政府発行の紙幣を使い、政府の借金の全額返済に成功しました。 が、これはアメリカ史上における最初で最後の出来事なのです。
『私は、銀行をつぶした。』-第7代大統領アンドリュー・ジャクソン
1861年:第16代大統領エブラハム・リンカーンは中央銀行に明確に反対しました。
南北戦争に際し、銀行から戦費の調達が出来なかったリンカーンは、北部にだけ通用する 政府紙幣を発行し、政府の支払いと戦費に充て、戦争に勝利しました。
その経験から、通貨発行の権利を欲しがる中央銀行の必要をまったく認めなかったのでした。
1865年:リンカーン、表向きは無政府主義者とされる男に、暗殺される。
1881年:第20代大統領ジェームズ・ガーフィールド、中央銀行に反対した直後暗殺される。
1910年:秘密の会合がジョージア州のジェキル島で開かれて、連邦準備銀行設立について話し合われる。
1913年:第28代大統領ウッドロー・ウイルソン大統領、連邦準備銀行に対し通貨発行に関する独占的地位を与える法案にサイン。
『私はもっとも不幸な人間だ。私はうっかりして、この国をだめにしてしまった。この偉大な産業国家は今、金融制度に支配されてしまった。』- 第28代大統領ウッドロー・ウイルソン 任期中の1919年の発言。
1914年:第一次世界大戦始まる。
1963年:第35代大統領ジョン・F・ケネディ、連邦準備銀行の持つ力を削ぎ取る目的の大統領行政命令第11110号にサインした直後の11月22日に、ダラスで暗殺される。
<アメリカ 暗殺の歴史>
以下は、
アメリカの通貨発行権を巡る血みどろの戦い
からの引用です。
歴代のアメリカ大統領で在職中に命を落とした人は6名。
1945年の脳卒中によるフランクリン・ルーズベルトの死を除くと、暗殺による死亡が4名、食中毒による死亡(タコ注:※暗殺の疑いがある)が1名となります。
そのうち4名が中央銀行に反対、つまり国際金融資本家に対して戦いを挑んでいます。
ちなみにその4名とは、
1865年のリンカーン、
1881年のガーフィールド、
1923年のハーディング(食中毒から肺炎を起こし脳溢血で死亡※)、
1963年のケネディの4名です。
以上引用終わり。
※ジョン・ケネス・ガルブレイス「日本経済への最後の警告」p100とp103にも暗殺を匂わす記述あり。
食中毒を装って暗殺された
第29代アメリカ大統領ウォレン・ハーディング
射殺された第25代アメリカ大統領ウィリアム・マッキンリー
リンカーンとケネディの共通点
関連記事:
THINKER
「金融」カテゴリの最新記事
「日本人が知らないニッポン」 -隠されてきた歴史から読み解く世界の成り立ち-
http://thinker-japan.com/thinkwar.html
ファラカ-ン 銀行家の悪徳を告発する
ルイス・ファラカン師 反ユダヤ主義者との非難に反論 Farrakhan Responds To Charge Of Anti-Semitism
(日本の大手メディアも、よく聞け・・・)
http://ameblo.jp/kinakoworks/entry-12092642719.html
■支配者たちの力の源泉とは何だったのか
ロスチャイルドは「金融」
ロックフェラーは「石油→金融」
英国王室は「武力→領土」
ハプスブルグは「政略結婚→領土」
タクシスは「情報」
バチカンは「宗教→金融」
第1回〜ロスチャイルド家
http://www.kanekashi.com/blog/2012/05/001861.html
http://www.kanekashi.com/blog/2012/05/1871.html
http://www.kanekashi.com/blog/2012/05/1875.html
http://www.kanekashi.com/blog/2012/06/001872.html
世界を操る支配者たち(5)〜スパイ組織タクシス家
http://www.kanekashi.com/blog/2012/06/1882.html
世界を操る支配者たち(6)〜バチカン
http://www.kanekashi.com/blog/2012/07/1892.html
世界を操る支配者たち(7)〜支配者たちの力の源泉を探る
http://www.kanekashi.com/blog/2012/08/1906.html
http://ameblo.jp/kinakoworks/entry-12095931691.html
ひどくなる経済粉飾
https://tanakanews.com/151115economy.htm
http://ameblo.jp/kinakoworks/entry-12090677712.html
番外記事:
アメリカの病...2015年11月8日
http://homepage2.nifty.com/motoyama/info_11.htm
金貸しとお金と権力について 4/4に続く。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます