猫面冠者Ⅱ

主に東洋大学を中心に野球・駅伝などの記録・歴史・エピソードなどなど…。

’16東都大学野球春季リーグ戦:東洋大対日本大一回戦

2016-05-07 13:40:00 | インポート
今季は日程がずれて4月29日に対亜大戦を観戦することができましたが、引き続き当初の予定通り5月3日・4日も休日の開催であります。

わたくしも3日の対日本大学戦を観戦してまいりました。



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途中、かつての国立競技場の横を通りましたが、解体されて現在の状態はこの通り。

これまでは中を通り抜けていたお隣の明治公園も閉鎖され、これまでとは違う道筋に一抹の淋しさを感じたりも致しました…。


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この日は通常の一部リーグ2試合に加え、二部リーグの2試合も行われます。したがって第一試合の開始は午前9時。

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休日とあって入場券売り場も結構にぎわっておりました。


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スタンドの方もそこそこの入りであります。

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到着したときはまだ第2試合・立正大対青学大戦の六回表。立正が1-0とリードしており、その後六回に双方が1点ずつ入れて2-1となりました。二部優勝を争う二校の戦いとあって、一部に劣らぬ試合展開であります。

途中、一塁のベースカバーに入った立正・黒木投手のこんな場面もありました…。

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しばらくたってからマウンドに上がり続投。結局この後は両校とも得点なく、この時点では立正大が二部優勝に王手をかけたのですが…。

(続く二・三回戦を青学大がものにし、まだ勝ち点を落としていない青学大が有利になりましたが、黒木投手はこのプレーで右肩を負傷していたようで、中一日空いた三回戦にも登板いたしませんでした))
立正大 東都2部制覇ならず、エース黒木右肩違和感で先発回避(5月5日付けスポーツニッポン)



ともあれ、この時は立正が勝利し、次の試合に出る東洋大選手と交代いたします。

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試合前、ノックバットを振るう背番号51は昨年就任した井上大(まさる)コーチ。大阪桐蔭高時代に夏の甲子園を制覇し、東洋大でも平成7年春にリーグ優勝を経験。卒業後、松下電器に進むと都市対抗野球ではでは平成13年・第72回大会の対三菱自動車水島戦でサイクルヒットを達成、平成17年の第76回大会では10年連続出場表彰を受けた方であります。

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試合開始



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東洋大の先発は石倉投手。初回、四球の走者を出しましたが、その後はまずまずのピッチング。

一方、東洋大は二回裏

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茶谷選手が二塁打で出塁いたしますが、つづく津田選手の内野ゴロに…。

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茶谷選手が思わず飛び出してしまいます…。

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塁間で粘っている間に津田選手が二塁に到達し、走者が入れ替わった形で済みましたが、亜大戦でもミスが目立って大敗していたので、なんだかいや~な予感が(ほんとに心の底から)いたしました。
勝ち点2とはいえそこは戦国東都のこと。過去には勝ち点2でも最下位のケースがありますので、何とかこの日大戦はものにして、入替戦だけは回避してほしいと願っておりました。

東都大学野球:昭和25年以降の“勝点2の最下位”

その心配をを払拭してくれたのが、この日、大活躍することになる鳥居選手であります。
2回裏、先制タイムリー



さらに、安西選手のタイムリーもあり、2回裏に2点を先制。

意外に淡々とした表情で守備に就く鳥居選手…。
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しかし、三回まで好投していた石倉投手が四回に崩れ同点、その裏安西選手の二本目のタイムリーで再びリードしますが、石倉投手は復調せず五回で早くも飯田投手と交代…。

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力投いたしますが、またも同点に追いつかれてしまいました。

その後、両校ともチャンスは作りますが決定打が出ず、守備ではエラーも目立つ鳥居選手のこんなプレーも…。

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フェンス際の難しいファウルフライを好捕して、ついでにおじさんとお見合い…。

攻撃では中川選手のこの当たりが・・・

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惜しくもフェンス手前でレフトのグラブの中へ。

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なんとか応援の力で打球をもう一伸びさせたいところであります…!


そして九回裏の攻撃は先制タイムリーを放っている背番号9、鳥居選手から。

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その一振りが…!

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見事ライトスタンド中段にサヨナラホームラン‼‼‼


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劇的な幕切れに選手もスタンドも大いに喜んだのでありました。

翌日の二回戦は所用で観戦できませんでしたが、18:55開始のナイターで10対4と快勝。三つ目の勝ち点を挙げ、入替戦回避どころか優勝の可能性もわずかではありますが残っています。

まあ~国学院の優勝が濃厚ではありますが、くどいようですけど入替戦の心配はありませんので、選手もギャラリーの皆様ものびのびとプレー(or観戦)してほしいものであります。




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