猫面冠者Ⅱ

主に東洋大学を中心に野球・駅伝などの記録・歴史・エピソードなどなど…。

続’10全国各大学リーグのベストナイン、大学デビューで即受賞!

2010-07-22 23:03:00 | インポート
夏の甲子園の地方予選も佳境を迎え、代表校もぼちぼち決まりはじめておりますが、昨年の今頃高校球児として活躍していた選手たちの中には、この春の大学リーグでいきなりベストナインに選ばれた人もいます。
そこで、先の記事“’10全国各大学リーグのベストナイン、最多出身高校は?”と同じく『大学野球』誌の春季決算号を基に、各大学リーグの一年生ベストナイン受賞者を一覧にしてみました。
(名前青字は昨夏の甲子園出場者)
投手

出身校.............. 名前 学校名 所属リーグ 試合 自責点 防御率 備考
長崎日大 大瀬良大地 九共大 福岡六 8 5 0 43 3 0.630 防御率リーグ一位


野手

出身校.............. 名前 守備 学校名 所属リーグ 試合 打数 安打 打点 本塁打 打率 備考
横浜創学館 鈴木和也 函館大 北海道 10 40 16 8 0 0.400 打撃リーグ二位
駒大苫小牧 工藤研太 道都大 札幌 10 25 8 5 0 0.320 打撃リーグ十位
北照 小本清智 青森大 北東北 10 31 11 4 0 0.355 打撃リーグ四位
中部商 山川穂高 富士大 北東北 10 38 13 7 1 0.342 打撃リーグ九位
久慈 坊良晨大 中央学院大 千葉 11 33 7 2 1 0.212
日本文理 切手孝太 杏林大 東京新 11 43 14 6 0 0.326 打撃リーグ六位
安田学園 廣田啓介 杏林大 東京新 - - - 5 1 0.324
中京大中京 山中渉俉 中京大 愛知 10 30 14 4 1 0.467 首位打者・打撃賞
新人賞・特別賞
愛工大名電 林雅浩 愛知工大 愛知 13 43 14 5 1 0.326 打撃リーグ十位
西条農 森田定治 近大工学部 広島六 10 26 10 5 0 0.385 打撃リーグ六位
明徳義塾 大崎雅人 岡山商大 中国 - - - - - -
北九州市立 河野拓郎 九州国際大 九州六 9 40 18 9 0 0.450 首位打者・敢闘賞
明豊 河野凌太 日本経済大 福岡六 13 40 15 6 1 0.375 打撃リーグ三位



昨夏甲子園を制した中京大中京・山中選手は一年春のリーグ戦でいきなり愛知大学リーグの首位打者、準優勝の日本文理・切手選手も杏林大で活躍しました。

他の選手も含めて大学での更なる成長を期待したいものであります!

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番外編:’07バンコク・ユニバーシアードのサッカー

2010-07-18 09:41:00 | インポート
三年前の夏休み、タイのバンコクへ行った時の事。
宿泊したサイアム@サイアムホテルのロケーションは、通りをはさんでタイの国立競技場の真向かい。部屋は16階の端で、競技場の中を見渡せる位置にありました。

おりしもバンコクではユニバーシアードが開催され国立競技場はサッカー会場となっており、部屋の窓から“高みの見物”と洒落こむことが出来たのでありますが…。
(この競技場は’06W杯アジア予選・日本対北朝鮮の無観客試合が行われたところでもあります)

準決勝:タイ対ウクライナ
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地元タイの試合ですが観客の入りはスタンドの四分の一くらいでしょうか…。



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それでも、勝てば決勝進出とあって、歓声がプールサイドにも届いてきました。


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試合はウクライナが2-1で勝ち、地元タイの決勝進出はなりませんでした…。



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この競技場が作られたのは結構古いようで、1966年のアジア大会もここで開催されたようです。




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周辺には自動車修理の店が並んでいる一角などもあって、生活の息遣いが感じられる街並みでありました。
(後方に飛び出ている建物がサイアム@サイアムホテル)



さて、決勝戦はタイに勝ったウクライナとイタリアの対戦でありました。


決勝:ウクライナ対イタリア
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1-0でウクライナが勝ちました。


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…負けたイタリアの選手…。


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ところで、なぜ今になってこんな記事をアップしたのかと言いますと…ずっと観客数が気になっていたからであります。決勝戦でさえ写真の通り、200人くらいでしたでしょうか…。
後で知ったのですが、大会全体で観客の入りが今一つだったようで、終盤にはチケットのディスカウントも行われていたそうです。

日本では7/30~8/7の間、第五回世界大学野球選手権が開催されますが、果たして観客の入りはどうなるでありましょうか。
野球好きな日本人の事ですから、たとえ決勝戦が“カナダ対チャイニーズ・タイペイ”なんて事になっても、そこそこ人は入るとは思いますが…。


(このユニバーシアードでの日本は準々決勝でイタリアに敗れ、別会場で行われた順位決定戦に回っていたそうです。これも後で知った事なのですが、日本のサッカーはそれまでユニバーシアード三連覇中だったとのことでした・・・)




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祝賀風景今昔~東洋大野球部優勝報告会

2010-07-04 22:21:00 | インポート
6月30日に行われた東洋大野球部の優勝パレード&優勝報告会。時間の関係でパレードは間に合いませんでしたが、優勝報告会に参加してきました。

選手入場
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理事長や町内会長の祝辞の後、町内会の方から花束の贈呈。



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そのあと高橋監督からの“優勝報告”が約10分ほど…。



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時折、裏話など交えながらのユーモアあふれるお話は、あっという間の10分でした。





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さらに、鹿沼主将から一言があり・・・。


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最高殊勲選手・藤岡投手の表彰と続き・・・。


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最後は退場する選手を拍手で送り、30分ほどの報告会は無事終了。集まった聴衆は…学生・OBに近隣住民の方々を含め数百名といったところでしょうか・・・。


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この後、会場を移動して祝勝会が関係者のみでおこなわれました。


いまでは報告会・祝勝会とも屋内のホールでおこなわれますが、かつては屋外で盛大に行われたものでありました!

閉会式後、五台のオープンカーに分乗した選手は、春日町礫川公園へ。ここから、バトン・ガール、ブラスバンドを先頭にオープンカーをはさんでの提灯行列で白山キャンパスへと向かった。沿道では歓声とテープ、紙吹雪の舞う中を行進、本学へ入って祝勝会。
選手は京北高校校庭をうずめていた約三千の学生、校友の万雷の拍手の中の立った。・・・中略・・・ここで学長、理事長、体育後援会長などの祝辞後、佐藤監督から選手が紹介され、場所を大学2号館前に変えて景気よく鏡開き。
あとは“酒”と“歓声”。校歌が合唱され、あちこちで選手に酒がかけられ、胴上げが続く。
初勝利の美酒に酔った選手と学生、教職員、校友。とにかく白山でこれだけの学生を集めての“美しき乱れ”がかつてあっただろうか。
(『校友会報』100号~野球部初優勝に大学わく~より)



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昭和五十三年秋の“V2”の時は
野球部優勝による祝勝報告会は10月31日午後5時から京北校庭で行われた。
この日、午後4時、選手などを乗せたオープンカーは、ブラスバンドを先頭に巣鴨を出発。一般学生約三千もその後をを提灯行列して沿道の祝福をあびた。
京北校庭の舞台にのった選手は校友、学生、近隣地域の人々の万雷の拍手を受け、関係各位から祝辞が述べられたが、芸能界で活躍のOB植木等氏も駆け付け“嬉しい”と腹の底から叫ぼうと提案(?)集まった数千人と「嬉しい!」と大合唱する一幕もあった。
(『校友会報』111号~二年ぶりV2を達成‼~より)



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筆者はこの“V2”の祝勝会に参加していたのですが、当時の藤田明彦主将が「今日は大いに飲みましょう!」と挨拶したのを今でもはっきりと覚えております。四年生で優勝チームの主将にそう言われては逆らうわけにもいきません。皆、仕方なく?“大いに飲んだ”のであります。どのくらい飲んだかと言うと
なお、この後大学中庭で四斗樽12本の鏡開きが行われ、他に罐ビール五千本、酒五千本(一合)が出され学内は祝勝ムードでわきあがった。
校友、教職員、学生も二年ぶりの美酒に酔いしれ、あちこちで選手を囲んで応援歌、校歌が合唱され、白山は深夜まで賑わっていた。
(同じく『校友会報』111号より)


参加者三千人としてもちょっと多いんじゃないか?とお思いの方もいらっしゃることでしょう・・・実際、多すぎたのであります。
この時は何事も起こらなかったのですが、昭和五十七年春・三回目のリーグ優勝の祝勝会では急性アルコール中毒に陥る学生が多発。白山の街を救急車が走り回って朝・読・毎の三大紙の社会面を飾ったのでありました・・・。

とは言え、在学中に熱気溢れるあの祝勝会を味わった筆者は、もう一度あの時の自分に戻って、身体の奥底から湧き上がるようなあの歓びをもう一度味わいたいものだと、今では親子ほど年の離れた選手たちの晴れ姿を見ながら思った今回の優勝報告会でありました。

(ちなみに、今回は“振る舞い酒”ではなく、こんなストラップが配られました。

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