ねこのにくきゅう「泣き虫おかん日記ー星が笑えばー」

あかいねこの
       ひとりごと 

息もできないほどの

2013-04-01 06:26:19 | 日記
『プラチナデータ』の映画に、ただニノ君を息子と重ねトヨ悦のシブさを見に、鈴木保奈美はおばさんになってるだろうなぁという動機で何の下調べもせずに観たのだが、縊死自殺が出てきて「うっ」となり、かなり動揺した。
父親が自死した現場を少年が見つけてしまった。少年は父を自死で失くした悲しみを打ち消すかのように二重人格を形成してしまう。陶芸家だった父。絵を描くなどから感情移入出来た。しばらくボーと考え込んでいた。自死は本当にのこされた者が深く深く傷付く。私の人生はもうどうでもよいけれど、娘の人生はまだまだこれから長い中でこの傷を背負い抱き抱えながら生きるのは、とても辛い事だ。DNAで人は決まらないというメッセージだったのだが、私は自死の角度から観てしまった。これは、体験者でないとこんな見方はしないであろう。いや、こんな見方をするのは、私だけかもしれない。自分で考え悩み答えを出して前に進むしかないってことかな。

Breathless 嵐
何を求めどこへ行くのか 見覚えのあるその姿をまどろみの中で追いかけてみる 
夢が覚めても思い出せない欠け落ちた時間(とき)のすき間を漂うだけ 
吐き出したこの想いはもう届かない 孤独さえ運命(さだめ)ならば震える心を強く抱きしめて 
体中叫んでいるまるでむげんの迷路に傷だらけの記憶悲しみの果てまでさまよって
嘘のない世界などどこにもない時代でも 確かめたい自分だけに刻まれるDNA 
もがいている叫んでいる生きてる自分の姿を探し続けて 
いつしか涙も涸(か)れ果てた 塗りつぶされてた痛みさえ疼(うず)きだして 
お前だけはもう離さないけして消えないで 約束は儚(はかな)くともこの手に温もりをただ抱きしめる
終わらない深い闇 触らない時間にも 二人だけの記憶変わらずあるのなら教えて 
かなわない願いでも答えのない世界でも愛することそれだけは決まっていたDNA 
振り返る時その微笑みを強く焼きつけたいから幻でも
 自分に隠れたもうひとつの姿 何かをささやいている 
「求めるものはひとつ」この手が真実を話してる 
体中叫んでるまるで無限の迷路に 傷だらけの記憶 悲しみの果てまで 彷徨(さまよ)って
嘘のない世界など どこにもない時代でも
確かめたい自分だけに刻まれてるDNA
もがいてる叫んでいる生きる自分の姿を探し続けて
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6 コメント

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Re: (あかいねこ)
2013-04-09 16:06:30
La lioronaさん
息子さんは瑛太似なんですね。心情まで重ねてしまうんですね。まだまだ辛いですよね。

私の息子は縊死自殺ではないのですが、目を背けてしまいます。辛いです。

また何か紹介できる事があれば、こんな事ぐらいしか今の私にはできないので、何か力になれば私も嬉しいです。
こちらこそ、これからも宜しくお願い致します。
返信する
Unknown (La liorona)
2013-04-06 22:39:54
私も息子に似ている瑛太の出ているドラマや映画は必ず観ますよ^^
笑っている瑛太を見ると、まだ息子がどこかで生きているような気にさせてくれるからです。
瑛太が辛そうにしていると私も辛くなってしまいますが・・・。
どうしても重ねてしまいますよね。
それに、今でもやはりドラマなどで縊死の場面が出るとやはり目を背けてしまいます。
皆さん一緒なのですね。

それと、お礼が遅くなってしまいましたが、メッセージを紹介していただき、ありがとうございます。
これからも宜しくお願いいたします。
返信する
Re:こんばんは^^ (あかいねこ)
2013-04-06 16:17:55
メリンダさん
「プラチナデータ」ぜひ時間を作って観てくださいね。

「きいろいゾウ」もボチボチと読んでください。

>終わりを楽しみに生きる
そんな感じです
でも、その途中にいろんな波があるでしょう。
その波にうまく乗りながら生きるんですよね。

ひとりっ子をなくされたメリンダさんの心情を察しない日記でごめんなさいね。

「とんび」を観て、いろんなことを自分と重ねて、いろんなことを感じてください。

私は時々、何もかもやる気をなくしちゃう時があるから、水中エアロビいいじゃないですか!
無理しないで、時には自分をいたわってあげてね^^
返信する
Re:ステキね曲ですね。 (あかいねこ)
2013-04-06 15:46:26
tokuさん
佐村河内 守さん知りませんでした。
テレビで紹介されて、再放送されるみたいですね。
ご存じのように、映画「桜、ふたたび加奈子」劇中音楽のオリジナルを収録されているとか。


あらゆる苦しみを超えて希望を見出さそうとする人間の普遍的な心情に深く通じる真実の音楽が聴く者の心を深く揺さぶるものをもっています。
返信する
こんばんは^^ (メリンダ)
2013-04-02 23:00:18
あかいねこさん、
もう『プラチナデータ』観たんですか~(早っ!)

私は、今、本の『きいろいゾウ』を読んでる最中です(遅っ!)

忙しくしてるので(無理やり)
時間がないんですよ・・・。
多分、人生もこのまま気がついたら
終わってた・・・そんなんでいいんです。
永遠の命はないんですから。
始まりがあれば、終わりがある。。。

終わりを楽しみに生きてる
そんな感じです・・・。

遺族は、自殺や自死を意識するけど
めずらしい逝きかたではない気がします。
うちの場合は、半分は事故のようなものでしたから。
あかいねこさんは、まだ
お嬢さんがいらっしゃる!これは私のような
ひとりっ子を亡くした者としては
とても羨ましいことです。

先日、録画していた『とんび』を観ながら
涙が止まらなくて(まだ5話目)
いろんなことを自分と重ねてしまって。

今の楽しみは水中エアロビクスだけです(笑)
身体を動かしてると『無』になれますからね!
返信する
ステキな曲ですね。 (toku)
2013-04-02 19:53:03
映画を見てないから背景は解りませんが、嵐の魅力がタップリですね。でも、改めて歌詞だけを見ると、深い暗闇の中をさまようような重く感じました。

現代のベートーベンと言われてる、佐村河内 守(さむらこうち まもる 49歳)さんをご存じですか?
広島で被爆二世として生まれ、5歳でピアノソナタを作曲し、以後 独学で多くの曲を作曲してきましたが、35歳で聴力を失いながら苦悩の中で、沢山の曲を生み出してます。
『交響曲第1番 HIROSHIMA』は、被爆の暗黒から、明るく輝く希望の光を表して、多くの人に共感を与え、CDは7万枚以上売れています。ベートーベンの『交響曲第9番 運命』と比べられる大作です。ぜひ一度聴いて下さい、感動します。
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