ねこのにくきゅう「泣き虫おかん日記ー星が笑えばー」

あかいねこの
       ひとりごと 

涙の川

2012-12-31 14:19:03 | 日記
空白の時、人間不信になる出来事がありました。

信じてたのに・・・頼りきってたのに・・・

もう 後追いは考えないよって思いを絵に託そうとしていた矢先の事でした。

もういやだ 人間が大嫌いで、心の波動が涙をこぼさせ愛猫を抱きしめていた。

その涙が苦悩を洗い流してくれればよいのに・・・


涙の川があり

苦労の山がある

その川を渡る時

その山を越える時

絵という友がいた


年が明け新年早々の命日を乗り越えなければなりません。
今でも自責の念でいっぱいだけど、そんなおかんをあんたの所に逝くまで守ってほしいなって朝の礼拝をする
返事はないけど、あんたの知るかって声が聞こえるよ。


来年も お互いの笑顔がみられるのを 楽しみにしています。

よい お年を。。。
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見逃しましたとさ

2012-12-17 14:48:39 | 日記

見逃しましたとさ・・・おしまい。
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小さな大切

2012-12-16 15:43:37 | 日記
しょうゆをちょんと一滴たらす。
ちいさなことで、なにかが変わる。

つらいことがあった日でも、
おいしいって、笑えた。

おなかがいっぱいになったら、
「ごめんね」って言える気がした。
でもその時、息子はもういなかった。

嫌いなものでも、
好きになれることを知った。

「おいしい」っていうことばが、
「おかん、だいすき」ってきこえた気がした。

季節の恵みに「ありがとう」って思った。
生きていることに「ありがとう」って思った。


料理を作って豪快に食べてくれる息子がいない。
「しょうゆとって」と言う息子がそばにいない。

あたりまえのように過ぎて逝った日々を
思い出してなぜか、泣いた。

涙の味は、
ちょっとしょうゆの味がした。
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絵描きの光

2012-12-15 16:04:46 | 日記
絵描きの光      武西 良和

エプロン姿のお母さんがベランダで
乾いた洗濯物をカゴに取り入れるように

農夫が実った稲を鎌で刈り取り
稲束にして下(さ)がりに掛けるように

絵描きはカンバスに少しずつ筆で
光を寄せ集める

光は気まぐれだから筆を
光の動きに合わせていかないと直(す)ぐ
ばらけてしまう

光は歩き始めた幼児(おさなご)


やわらかく掃き寄せると光は素直になり
うっとりしている

静物の絵が明るい
静かなところで光は案外
油断しているのかもしれない
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太陽に添って歩いて

2012-12-09 20:06:32 | 日記
昨日、三回忌を終えた。図太くなってますますオバチャン化していくんだろうなぁ。

・・・あの瞬間・・・私の血の海の中から死に神が生まれた・・・
ひとつひとつ 自分の感情を殺し
でも・・・ひとつだけ 消しきることのできななかった感情が あった。
それが 私と息子との想い。
それだけが どうしても 消せなかった。
いいえ 消したく なかった。
引き裂かれそうな 痛みに耐えながら 死に神の中に 人間をかかえたまま
戦う事を 選んだ。

終わってしまったものや
喪ってしまったものを元に戻す事はできない
だったら 今、ここから また始めるしかない
遠くて近い道を ただ顔を上げて
太陽に添って歩いて 行こう。
コメント (10)
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