また映画を観た。本当はレディースディーに行きたかったんだけど、その日は育児が入った。
『母と暮らせば』なんだけど、私からみたら『息子と暮らせば』といった感じ。
3年前に失ったはずの息子が母の前に現れる。
「お前はもうこの世の人じゃ、なかやろ?」
それをみただけでもう無理という遺族の方もいらっしゃる。
あえて、私はなんでそんな映画を観るんだろう?
自分を責めて責めていじめることで罪の痛みをもっともっと感じてどうしたいのだろうか?
自分でもよくわからないが、涙、涙する場所が映画館でしかないのかもしれない。
「おもいっきり泣いたらすっきりするのか?」と質問された。
「するわけないやん」
だけど、泣かない、泣けないよりましかな。
息子が現れたことで、母と息子はあんなことがあったねと思い出話をする。
私にはできなかった、とっても理想的な育て方をされた母だった。
そんな賢い母でも、「あんたが死んでなんであの子だけが幸せになるの」と泣き崩れる。
息子は「かあさん、かあさんは、そんなことを言う人じゃないじゃないか」
「ごめんね、ごめんね」と、ねたみが出てしまった。
ネタばれしてしまいます。
死んだはずの息子が母の前に現れたのは、母の死が近いので一人で逝くのは寂しいだろうからと息子が迎えに来たという結末に涙 涙 涙
手を取り合い、肩を抱きあって一緒に天に昇って逝かれました。
3年すぎても、あんたは迎えに来てくれないってことは、お互いあちらとこちらでまだまだ修行がたらんと言う事なのかな・・・ってまた勝手に解釈してたら、友達が「3年過ぎたから孫ちゃんに会えて癒されてるから生きているのも悪くないかもしれませんなぁ。人生には思いもよらないことが起こるってしっているから」
と、言ってくれた。
そして、そして生きていれば、今年のコブクロライブのチケットはとれなくて行けなかったけど、奇跡ライブのDVDが発売された。
いっきに聴くとこの時期は多分ダメだからボチボチ楽しみますわ。
命日前のそんな気の紛らし方かな。
ねえ、一緒に観て聴いて楽しんでるよね。