ねこのにくきゅう「泣き虫おかん日記ー星が笑えばー」

あかいねこの
       ひとりごと 

その時やるべきことを一生懸命やる

2014-02-23 16:03:34 | 日記
介護している両親、洗濯ができなくなり、たまりたまっているのをして、買い物ができなくなり、冷蔵庫の中が空っぽで、食材の買い物をして、髪も伸び放題で美容院に放り込み、一日が潰れて、日に日に出来なくなることが増える親をみるのが哀しくて・・・たいしたこともしてないのにヘロヘロに疲れ、数日間こんなことの繰り返しで、私の時間がない!おまけに親はヘルパーさんや私がやった家事を自分がやったと思いこんでいるから、なんともイライラは増すばかり。別に見返りがほしいわけじゃないんだど・・・
気分的になんとなくね。そんなわけで、ブログもご無沙汰でした。
そんな中で昨日、“にゃんにゃん猫さんの日だよ、元気!?”というメールをもらって、嬉しかった。“にゃんにゃんディーはキャットフードが2割引きになるから、忙しく買いに走っていたよ~”って返事。そして今日は遺族のお友達の月命日。私でさえ今から月命日前のざわつきが、もうきている。月命日は、なんとか踏ん張れるんだけど、その後がまたしんどい。未だ私でさえ、その波乗りがうまくできないのだ。

信じてた人に裏切られて傷付けられて、居場所もなくて、また裏切られるかもって一生怯えながら生きていくの。-なんのために生きてきたかー
「生きることに意味はない」原始仏典でお釈迦様はそう言っている。
生きるということは生まれ育って歳をとって衰えて寿命で死ぬ。ただそれだけ。
意味がなければならないと思うから、答えがみつからなくて苦しくなったり自分を否定してしまう。答えなんてそんなもの最初から在りはしないのに。

意味がないことと、無駄は違う。人はより良く生きるために努力することができる。その時その時、自分のやるべきことを一生懸命やれば少なくとも無駄な人生だったと嘆くこともないんじゃないかな。たとえ寿命じゃなくても自死であったとしても・・・ってようやく私は思えるようになったよ。。。


焦るな
人事を尽しても どうにもならないときは 天命を待て
そうすると不思議と新しい風が吹いて物ごとが動き出したりするもんだ
諸行無常の偶然が仏さんのお導きかは 神のみぞ知る
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インドの神、鬼子母神の寓話

2014-02-10 16:00:41 | 日記
鬼子母神には、何百人も子供がいました。

しかしある日、そのうちの一人がいなくなってしまったのです。

錯乱した鬼子母神が探しまわったところ、崖っぷちにお釈迦様がその子を抱いて立っているのを見つけました。

「返してください」と求める鬼子母神に、お釈迦様は、「この子を崖下に投げる」と言い返します。

実は鬼子母神は夜ごと、他人の家の子供を食べていました。

お釈迦様はその所業を知り、こらしめようと考えたのです。

「子供を失った親の悲しみを知るがよい」

お釈迦様はきつく論して子供を返し、以後、鬼子母神は子供を守る神としてまつられるようになりました。


楽しかったり
辛かったりした世界も
ここまで来た者でしか
見れないものがある。

よい思い出がなくても
同じ痛みをわけた家族

生きてさえいれば
何度でも
やりなおせば ええんや。
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雪と風の音

2014-02-06 13:00:10 | 日記
今日は息子の月命日だ。だから私は朝から墓参りに出かけていた。
曇り、雪、晴れという実にややこしい天気だ。携帯カイロを持っていかなければ手がかじかんで墓石が拭けないな。
やたらどろどろの墓石をぴかぴかに拭き、草抜きは寒いから まっ、いっかぁ 許せ息子、おかんは相変わらず ええ加減だよ。 花をたむけ、コーラーにポテチ、チョコパイを供え そっと 目を閉じた。
両手を合わせ姿の見えない息子に心で語りかける。
「おかんは、たいして強くなれないものだ」と、 もちろん息子からの「返事」は、ない。

私は、夢うつつになりながら遠い過去と現実を行き来しはじめていた。

思えば、自分の「運命」や生い立ちを、まるごと受け止められるようになったのだろうか・・・
おかんを残して逝った息子のことも今となっては、恨むどころかむしろ哀れむ余裕すら生まれなければならない。おかんの人生はかわらなければならない。
不運に感じていた「運命」すらも飛躍するための心のバネとして利用する術を覚えただろうか?
抱えていた精神の苦痛が大きければ大きいほど、それを大きなエネルギーに変えることができた気がするだろうか?

息子は何も答えてはくれなかった。

私の心の底辺はいつも、実体のつかめないような「影」におおわれ続けていた。影には、厚みもなければ温度もない。実体がない分、それを引きはがす方法も見つからない。もちろん、気は持ちようだと自分を鼓舞してみても、それは単なる虚勢であることを、おかんが一番よく知ってもいた。

太陽と、
雪と、
風と、
雨と、
おかんの、
位置関係。

大丈夫、上を向け。
泣き笑いで、魔法の呪文を唱えながら。。。
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シリウスーその2-

2014-02-05 08:55:16 | 日記
シリウスの光は 特に強い

人は誰しも 胸の中に シリウスを持っていて

それは夢やあこがれ 恋の対象であったりと様々

持ち主の中で その価値が大きければ大きいほど

その身を 焼き焦がさんばかりに 光は強く 大きくなる

きっと私を守ってくれるはず

そのまま  進みなさい

シリウスはもう

貴女の手中にー

おおいぬ座の一等星

明るさー1,5等級

全天ー明るい星

シリウスはシリウスAとシリウスBの2つの星からなる実視連星

2つで ひとつの星

おかんの中に確かに存在する

夏になればシリウスは見えないけれど

さみしくなんか・・・ない・・・よ・・・ね。。。

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月のしずく

2014-02-03 14:58:26 | 日記
逢いたいなぁって想っていると、2003年の映画『黄泉がえり』を思い出してしまった。

月のしずく RUI(柴崎コウ)の詞を載せたかったけど、著作権保護のためコピー禁止だそうです。

時間の流れは愛のぬくもりが冷めてゆく

3年経って逢いたいけど、戻ってきちゃいけないんだ。映画だってまた還っていってしまう。

ありえないことだけど、それでも3年前は本当にほんとに戻って来て欲しかった。

今となっては、あれほど毎日流れた涙さえ流れない。

それもまた苦しく哀しいものだ。

その後の映画『ツナグ』では1度だけ会いたい人に逢える。

そして、前にすすまなきゃダメだって教えてくれる。

なんか、おかんの妄想がぐるぐるまわって、まとまりきらない。

月命日前後は、こんなものさ・・・

旅立ってしまったら、おかんの心の痛みは あんたに伝わっているのかな。。。
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