台風18号、竜巻の被害に、お見舞い申し上げます。一週間以上も経ってしまい、被害が復興していないまま、また次の台風がきているとか。
その間、十五夜がありました。被害にあわれた方は、どんな気持ちで満月をみたのでしょう。
月なんてみる余裕なんて、ありませんよね。
そんな、心にざわざわと風が吹くような・・・le vent『ル・ヴァン』とは、フランス語で
『風』という意味です。
清水 康之氏の講演を聞きました。頭の切れのよさは、息子とは似ていないのですが、なぜか息子と重ねてしまい、家に帰ってから辛くなりました。
清水氏の講演:出口の見えないトンネルに突き進み疲れ、そんな人生がバカバカしくなって生きていられなくなる。まさに自死は連鎖を断ち切らなければ単純ではない。という、お勉強をしてきました。
お彼岸でお寺に行き、また副住職を見てしまいました。お経、法話でとっぷり3時間はあったでしょうか。
疲れました。
お師匠様が出演される、朗読会にも出席しました。朗読を聞いていろんな世界に現実逃避できるのです。
そしてまた妄想で、素敵な絵が描けると良いな。
いわれのない災厄が自分の身に降りかかった時、自分の感情とどうやって折り合いをつけようとするかは、人によって違う。その災厄をもたらした相手を恨んだり憎んだりすることで自分を保とうとするヤツも多い。
経験のない人間には、なかなかわからないかもしれない。冷たくなった我が子を想像できますか!?
負の感情を持ち続ける事は、思うほど簡単な事じゃない。想像以上にきつい。
胸の内に渦巻くこのやりきれなさを、いったいどう処理すればいいのか、わからない。
どうしても呑み込めない。消化しきれない。言葉で説明もできない。
ただ、お彼岸でお墓参りをして一つだけ息子が教えてくれた事がある。
<優しさ>ってやつは時に、相手に対してだけじゃなく自分に対しても周囲に対しても、ものすごく
残酷だと・・・