ねこのにくきゅう「泣き虫おかん日記ー星が笑えばー」

あかいねこの
       ひとりごと 

いのちの日シンポジウム

2016-03-01 17:11:48 | 日記
3月1日は“いのちの日”らしい。
530名参加できるなかで、どうせ当たらないだろうと応募してみたら、245番目に参加できることができた。

第1回となるこのシンポジユムをとおして、自らの命を見つめ直すとともに、家族や友人など周りの人に思いをはせ共に生きることの意味や絆の大切さについて今一度立ち止まって考えてみましょう。



こころがほっとする処方箋精神科医香山リカ氏による講演
・自死は交通事故死の5倍である。
・話を聞くことはできても、その人の身になることはできない。子供を失くした親は計り知れない悲しみ苦しみを抱えている。同じ立場の人と話をする方が有効である。
・自殺の原因を調べる剖検(ぼうけん)があるがほとんどの原因が心理的なものでうつ状態である。
・自分で考え助けを求めなければならない。“明日、あの人に会えない”死という事はそういうことだよ。
・一人でも目をかけてくれる人がいればいい。小さな喜び楽しみをみつける。自分の心の元気につながる。
・哀しみ苦しみの中で美味しい物を食べたっていいじゃないか・・・それが小さな幸せにつながれば。
・哀しみ一色に塗りつぶすな!
・平成28年4月 若者の自殺を減らす目的のために自殺対策法案改訂される。

パネルディスカッション“共に生き、共に支え合う”
<パネリスト>
香山 リカ氏 金田 諦應(かねだ たいおう)氏、宮城県通大寺住職 河瀬 雅紀(かわせ まさとし)、京都ノートルダム女子大教授
<コーディネーター>橋本 豊

河瀬氏:・自殺の原因、動機1、健康2、経済 無職の人が多くその人の弱さ強さではない。
・相談することの難しさ。おこったことの打ち明け説明をするのがしんどい。打ち明けたことによって傷付いた。
・生と死の間を揺れ動いている。(グリーフケアーの推進)・時間をかけて傾聴する(ゲートキーパーのすすめ)

金田氏:・東日本大震災について cafe de monk(カフェデモンク)と言う移動カフェを始めたことにより、動かなくなった心、凍りついた時間と空間がゆるんできた。
・生とは死とは・・・生きていることには必ず意味がある!・苦しい時辛い時こそユーモア(遊び心)を忘れない。・ほっとする場所、安心して泣ける場所をつくる。心を動かす事が大事。

香山氏:自殺対策は熱心に取り組めば結果は出る。・NPO自殺対策支援センターライフリンク清水 康之氏(イケメン)が頑張っておられます。
・一人一人の想いを大事に。

支援者は燃え尽きないのか と言う質問に対して:3年目がピークだった。温泉で身体を癒した。自分は一人ではない、たくさんの支えがあるということ、一人で頑張るのではない。

・SOSを出せるように。うまく出せるコツは傷付けないようなホローが大事。

おおまかに、私なりにまとめたため、不十分な説明不足ばかりで申し訳ないです。
遺族にならなければ、こんな事にはまったく興味無く過ごしていたことでしょう。
時に私でさえ、幸せと言う言葉はない、希望なんてない、まして子どもを失くして将来、未来なんてないと感じます。だけど、だけど、生きていればこそ感じられる人の優しさ、喜び、笑いあえること、新芽や花の美しさ、自然のすばらしさ、いつか癒されて前に進みながらも後ずさりを繰り返しながら、前に進むことができるのだということを伝えたい。


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2 コメント

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Re: (あかいねこ)
2016-03-03 15:03:10
しろいねこさん
人それぞれなので、人と話せない人もいるかもしれません。
私でさえ、このシンポジウムで涙やしんどくもなりました。
それだけ、重いですね。

ゆっくり時間をかけて歩いて行きます。
返信する
Unknown (しろいねこ)
2016-03-03 13:07:08
同じ体験をした人と話す事は大事だと思います…
出来るだけ早い時期に

私はあかいねこさんがいっぱい寄り添って下さいましたから…
何とかやってきました

綺麗事ではすまない死ですから
一人で抱えるのは思い気がします

交通事故より多い…
あり得ない事がおこった人は多いのかもしれませんね
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