明日が祝日であることを昨日知らされ、にわかに金曜日、または土曜日のような休日前のうきうき感を得た本日。自分で自由に休日を設定出来るこのお仕事をはじめてもうすぐ20年になりますが、やはり祝日は特別な日として嬉しい日です。
さて結婚してからまもなく15年。私が自宅で仕事をしているため、その年数分、毎日ランチを一緒に食べている我々夫婦ですが、これまでこのブログで紹介してきたメニューの数々には洋食が多かったものの、実際には日本人らしい「おうちランチ」もそこそこの頻度でいただいています。
今日のメニューはその代表的なラインナップ。まずは私の「生涯の好きな食べ物ベスト3」に永遠にランキングされている赤出し。お麩ととろろという控えめな具もナイス。京都人ならやはり赤出しははずせません。そして上品でシンプルなお茶碗に盛られた白いごはんの上には、私の伯父さん手作りのちりめん山椒。そういえばここでは書いたことがなかったけど、山椒の実は私の超大好物です。ちゃぶ台に似合いそうなメインのあじの干物とは対照的に、中央にセッティングされたのがエリンギと胡麻のバター醤油炒め。ほのかに洋の雰囲気を忍ばせる演出が実に絶妙ですが、ここに明治印判食器をセレクトするあたりがさすがです。つぼ漬けや海苔の器にも妥協がなく、お茶のコースターや箸置きのセレクトにもこだわりと愛情が感じられる、本日の和食ランチでした。