本日の午前中はAmazonより2つの映像ディスク商品が到着。ひとつは円谷プロの原点とも言える「ウルトラQ」の画期的な総天然色バージョンのブルーレイボックス、そしてもう1点が日本の高級車の代名詞として、今もなお進化し続けるトヨタクラウンの歴代テレビコマーシャルを網羅したDVD。
45年の時を経て最新の技術でカラー化された「ウルトラQ」のことはまた後日語るとして、1963年の2代目クラウン以降のCMを続けて見ることの出来る「TOYOTA CROWN CM COLLECTION 1963-2010」は、映像資料としての価値はもちろん、ほのぼのとする初期のキャラクター設定や音楽等においても、とても興味深い内容になっています。
個性的なクルマが好きな私にとって、車種としてのクラウンはどちらかといえば興味の薄い対象ではありますが、映像の中に映り込む60~70年代の時代背景や、クラウンらしいキャッチコピーの数々が見られることだけでも楽しくて、このDVDにだけ付属する限定カラーのTLVがなかったとしても充分魅力的なパッケージです。
ちなみに私の一番好きなクラウンは60年代の始めに登場した2代目。日本ロケによって制作された「007は二度死ぬ」の中で、ボンドの2000GTを追跡中にヘリの磁石で空中に引き上げられ、東京湾に放り込まれるシーンが印象的なあのクルマです。