本日はお仕事で朝から京都へ。10時に御池通りで妹と合流して、昔から大変お世話になっている会社にて打ち合わせ。我々が打ち合わせをしている間、一緒に同行していた妻は、普段なかなかのんびり歩く機会のない、中京区の路地に並んだ可愛いお店をたっぷり堪能してご機嫌。ギックリ腰も回復して、久々の京都一人旅にご満悦でした。
打ち合わせが終わったのがちょうどランチタイムだったので、せっかくだからこの界隈のお店でランチしようということになり、手早く選んだのが町家を改装したイタリアンのお店「あるとれたんと」でした。
表の壁に「キンシ正宗」という文字が残る江戸末期の商屋を改装したという京都ならではのお店で、ほんのりおひさまの光がさしこむ中庭には、今はなき懐かしい西陣のおばあちゃんちに似た雰囲気が感じられました。カフェに限らず町家を再利用したお店は、京都には数知れず存在しますが、いずれも懐かしい雰囲気を感じることが出来るので、機会があればもっといろいろなお店に足を運びたいところです。
ローズマリーの香りがする焼きたてのパンや、生麺を使用したパスタなどお料理も美味しかったですが、ただひとつ「?」と感じたのはBGMのセレクト(笑)だけでした。ベタではありますがやっぱりこのお店の雰囲気には、ジャズやボサノヴァが流れていて欲しかったですね…。ビートの効いた音楽にちょっと違和感を感じたのは我々3人の共通意見でした。妻曰く「BGMのセレクトってホントに大事だね」とのこと。そういえば5年前にも同じような感覚を経験していましたね。