大学生時代、法学を受講中に「9条が改正や撤廃される可能性はありますか」という質問が飛び出しました。
教授は「ない」と即答。
法は時代に変わらず揺るぎないものであるべきで、そのため法曹界の壁は、幾層にもなっており厚いとのことだった...。
そんな昔のことを思い出したのは、動愛法改正に際して、政治家との間に温度差を感じたから。
~三原じゅん子議員と面会~
「8週齡規制」はテーブルにも上がっていない!
TOKYO ZERO の面談に応じた「自民党 動物愛護議連 事務局長の三原じゅん子議員」の衝撃談。
これに対しては浅田美代子さんが、ご賛同下さった皆さまの想いを代弁して下さっています。
■ 浅田美代子さんFacebook
外側から見れば「49日」「56日」の違いで、何をそんなに騒いでいるのと思われるでしょう。
前回改正時に、子犬・子猫を56日間は親と一緒に過ごさせる「8週齢規制」が定められました。
しかしながら、土壇場になってペット業界からの圧力で「49日の緩和条件」が付帯されてしまったのです。
今回これを取り外さなければ、悪しき前例を作り、動愛法はペット業界にいいようにされてしまいます。
生後56日以降の販売と決められたのに、実際は49日でもイイヨーなんてヘンだと子供でも解る話。
そしてココから、命の尊厳を守る突破口を開きたいと考えています。
不潔なケージが所狭しと積み上げられたパピーミル、そして引き取り屋の画像を見たことがあるでしょうか。
セールしても買い手がつかず、儲けの見込めないペットに、経費をかけられません。
しかし、センターでは業者から引き取りはしません。
そこで、廃品回収業者に金銭を支払い、引き取って貰うわけです。
動物を引き受けるだけで、お金になる...TV 取材のインタビューで引き取り屋は「ペットたちが福沢諭吉に見える」と答えていました。
現在の登録制では、知識が無くてもブリーダーを名乗れます。
でも、命ある生き物です。
人の思惑通り、利益にはなりません。
繁殖を繰り返せば、感染症が蔓延したり、生まれつき身体の弱い子も出るでしょう。
予定通りに売れなければ、餌代がかかり、繁殖制限を施さなければ、アッという間に管理不可能な頭数を抱えることになります。
果ては多頭崩壊。
「命を商品として扱う」ことを許しているのならば、そこに最低限の規制は、あって然るべきなのではないでしょうか。
私たちの望みは、金儲けのモノとして生まれ、売れ残ったり病気にかかったら、余剰在庫や不良品の損失分として、手をかけられることなく放置され、死を待つだけの子たちを助けたいだけです。
嬉しい思いも楽しいことも1度も味わうことなく、空腹で喉が乾き、苦しくて痛くって、SOSも届かないまま息を引き取る犬猫を無くしたいのです。
■ ペット業界の闇に葬られた命
■ せめて小さな命に尊厳を!
法は人が人のために編み出したもの。
その法で「物」とされている小さな命。
そのペットたちへ手を差し伸べるのも人間です。
法が変えられないならば、命を守る規制を!
私たちの身近な存在である犬や猫が、安心して生きていける社会を、多くの国民が希望しています
(*´ー`*人)☆*。゚
【 ねこてん 公式HP 】