ねこてん~全ての猫は天使である~

東京都港区青山&ビックサイト周辺にて地域猫活動を行っているボランティア

動物の幸せってなんだろう?

2018-06-12 22:00:07 | ノーキルだけでは救われない命
ジャーン!馴染みがなく、取っ付きにくい「動物福祉」について ฅ(ΦωΦ



〇アニマルウェルフェア(動物福祉)
人間が動物に対して与える「痛み」や「ストレス」といった苦痛を最小限に抑える活動により、動物の心理学的幸福を実現する考えのこと。

〇対象動物
●動物園や水族館などで飼育される展示動物
●産業利用される家畜動物
●研究施設などで科学使用される実験動物
●一般家庭で飼われる愛玩動物
●野生動物



〇苦痛を与えないための指標「5つの自由」

もともとは1960年代、英国で家畜福祉向上のために定められたものですが、今や動物福祉の国際的な基準として広く浸透しています。

1/飢え・渇き・栄養失調からの自由

2/肉体的苦痛と不快からの自由

3/外傷や疾病(身体的苦痛)からの自由

4/恐怖や不安(精神的苦痛)からの自由

5/正常な行動を表現する自由



チョット頭にスッと入って来ない感じですよね。
でも最近コレを、よく耳に目にするのです。

「殺処分ゼロ」を掲げる自治体では、愛護団体へ譲渡し、頭数を減らす裏ワザを使っています。

有名なのは広島のPWJでしょうか。
大規模なシェルターで何百、何千頭をセンターから引き取り収容する·····
動物たちは、殺処分を免れ生命を維持できる·····
果たして、それが幸せといえるのでしょうか?
殺処分ゼロの裏側で

シェルターは、終生飼養してくれる家族に出会えるまでの仮住まいでしかありません。
猫保護団体が多頭崩壊するまでのプロセスのように、抱えている頭数が増えるにつれ、適切な管理が不可能になり、病気や人慣れせずに、譲渡が進まないという悪循環に陥ります。
猫の保護団体で多頭崩壊@板橋区



ケージに仕切られ、ただ生かされているのは、動物福祉に適うのか、それは幸せなのだろうか
( `・ω・) ウーム…
確かに、4の精神的苦痛からの自由は、ピコピコ点滅の注意信号。

たぶん人間と同じかも。
遊んだり世話をして、愛情を注いでくれる人や仲間と一緒に暮らす「楽しみ」がないとね。

殺処分も施設収容も NG!
じゃーどうしたら良いの?

それは、やっぱり「不妊手術」でしょ。
急がば回れ、頭数全体をセーブすれば
遺棄・ネグレクト・殺処分は、きっと減少するはず \(`•ㅅ•´)ノ

【 ねこてん 公式HP 】

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