ねこてん~全ての猫は天使である~

東京都港区青山&ビックサイト周辺にて地域猫活動を行っているボランティア

動物は物ではなくて命である

2018-06-08 22:05:02 | 動物愛護法改正に向けて
いつも思うのです。
私たちの暮らしに近く、特別な存在の犬や猫・鳥・兎・ハムスター・亀・金魚らには命があるって、皆んなの、一人ひとりの心にあれば、こんなことにはならないのにって。



● ペットショップ関連の規制
● 動物虐待の厳罰化
これは急務であり、愛護団体やボランティアの力だけで進めるのは難しい案件です。

■ 杉本彩さんオフィシャルブログ
動物愛護法の条文検討チームによる改正素案について

改正素案には「殺傷罪は5年以下の懲役又は500万円以下の罰金」の動物虐待への罰則引き上げが取り入れられているとのこと。

これを各党で協議して条文化、国会での成立を目指します。
しかし、衆議院法制局より、下記の指摘があり、想像以上にハードルは高いと痛感させられました。



法体系では「動物は物」とされているので、全体のバランスを崩すのは拙いと跳ね返されてしまいます。

例えば、動物虐待の厳罰は、物を破損して5年は厳し過ぎ!といった具合。

元税理士の猫虐殺事件で、多くの人が実刑を望んだのに対して、執行猶予判決になった経緯を検証してくれないことに落胆を覚えました。



残虐性は量刑に鑑みられなかった結果、動物虐待は多発し、エスカレートの一途。
今も「生き物苦手板」は野放しとなっています。

何十匹を虐殺したところで、初犯では実刑にはならず、普通に生活を送れるわけですから。

┈┈┈┈┈ インターネットにおける動物虐待の動画・画像に法規制を ┈┈┈┈┈

● アップロードで警察が直ぐ動けるように!
● 虐待を煽ったり動画拡散した者にも罰則を!
●「生き物苦手板」の自浄作用を願って!

コチラをClick!Webよりご署名して頂けます
♪(ΦωΦ)人(ΦωΦ)♪


ご賛同の程、宜しくお願い致します (^_ _^)



人の生活を優先するばかりではなく、
動物の命が人より軽いのでもなく...
言葉を持たず、
短い生涯の弱い生き物...
その小さな命を守ろうとする社会は、私たちにも安心安全なのではないのでしょうか。

法律に「命ある生き物」と一文を掲げられても...
政治家が、
裁判官が、
警察官が、
役人が、
我々国民が、
身近にいる動物たちを「物ではなく命」として扱わなければ、何も変わらない、変えられないと思います ฅ(ΦωΦ
せめて小さな命に尊厳を!



┈┈┈法制局から改正素案への意見┈┈┈

〇 現在は「人」と「物」という二分論の形で日本の法はできているため、仮に動物を「物」から切り離し「命あるモノ」という別のカテゴリーとして定義付ける、というのは一つの考え方ではあるが、 それを実現するには、憲法、民法を基本とした法全体に関わってくる問題であるため、1,2年で結論がでるものではない、と認識している。 

〇 緊急一時保護の際の臨検・捜索に関しても、現時点では、憲法第35条住居不可侵により、憲法に反しない制度設計は難しいのではないか、と考えている。 

〇 罰則についても、現行法では動物は「所有権の対象」という位置づけの為それを超えるだけの事由がなければ法定刑のバランスを欠くという指摘は出てくると思う。 

〇 また前回の法改定から5年しか経っていないため、この5年間の動物虐待事例における量刑が、仮に上限に張り付いているのであれば引き上げる必要性があるが、そうでなければ立法事実の説明が必要である。

【 ねこてん 公式HP 】

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