ねこてん~全ての猫は天使である~

東京都港区青山&ビックサイト周辺にて地域猫活動を行っているボランティア

奄美ノネコ駆除問題の真相

2019-05-17 22:20:01 | 奄美ノネコ駆除問題


続きです。
同じ方からのコメントですが、話題が変わるため分けました。
地域猫推奨から協働へ

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奄美の野良猫を地域猫やTNRにしたところで希少種の狩猟はやみません。
猫は食べなくても狩りますし、TNRや野良猫対策したところでお腹が満たされるわけではありません。
いずれ、がその時までにどれだけ減るかわかりますか?
代替案というか引き取り譲渡できなかった分は早期に駆除するしかありません。
猫の命と希少種の命どちらも同じであると捉えられるならなぜ希少種を狩らせるままでいいと思われるのですか?
増えたから狩らせていいとでも?
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〇 奄美大島ノネコ問題の真相

感情論で社会は動きません。
「かわいそう」だけでは何も変わりません。

問題の焦点がズレまくりです。

世界遺産登録のため→生態系保全しなきゃ→希少種を守ろう→取り敢えず猫を駆除しとこ

奄美大島のノネコ駆除は、科学者&研究者が世界遺産を巡った利権を得るため、環境省を後ろ盾にし、奄美大島の人たちを利用しているという構図です。

観光資源であるクロウサギが絶滅寸前だと煽る

愛護動物である猫をノネコに変換して駆除計画

クロウサギ爆増中
猫は処分するほどいないんじゃね?

捏造バレ←イマココ!
ねりまねこ/どうぶつ基金、ノネコ脅威でない(共同通信)



数年前、奄美大島の行政職員は、地域猫活動について東京に視察へ訪れたと聞きました。
処分ありきの駆除は、想定外だったのではないでしょうか。

私は、希少動物や環境保全のために猫を駆除する計画を掲げた時点で、バッシングは覚悟するべきだったと思います。
地元の方は、国の御旗のお達しでは固持できなかったと想像しますが。

その理由は、皆さんとは少し違うかもしれません。

「かわいい」とかではなく、猫は身近な生物。
それだけ良くも悪くも感情移入しやすいです。
クロウサギを知らない人は多くても、猫は赤ちゃんでもニャーニャーと識別します。

いくらネガティブキャンペーンしても、ノネコと名を変えても、それを排除することのダメージは避けられないでしょう。

現実、論争が巻き起こっています。
また動物虐待愛好家の承認欲求を満たしてしまう結果にもなってしまいました。

加えて、殺処分ゼロの ご時世。
前述した通り、日毎に「蛇口を閉めよう!野良猫を減らそう!」という TNR や地域猫活動が浸透しつつある、その流れに逆らうのは無謀だったと思います。

あなた達は、寄らば大樹の陰として、実は踊らされているだけかもしれません。
そして、冷静な視点を持たなかったため、奄美大島住民の傷を無責任に広げたのではないですか?

~関連記事~
オーストラリアと奄美の猫事情
奄美自然環境センターの狙い
研究者に騙されるな!ノネコ問題
環境省に騙されるな!ノネコ問題
奄美ノネコ駆除の問題点1
奄美ノネコ駆除の問題点2
奄美ノネコ駆除の問題点3
日本にノネコなんていないもん
ネコとノラネコとノネコと
ノネコってナンだ?
無用の用であるノネコたち
奄美大島の猫3千匹殺処分計画

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地域猫/推奨から協働へ

2019-05-17 21:35:48 | 地域猫活動〈 実践編 〉


私のスマホが古い機種のため、goo リニューアルに伴い(新アプリはDL不可)コメント欄に返信が出来ません。

リアルタイムアクセスやフォローブログ一覧も見られなくなってしまい、定期的に閲覧してたブログへは検索してという…すいません。
近日中に買い換えたいと思います。

そんな訳でコチラから返信させて頂きますね。
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餌やり看板撤去は行政の本来の仕事を妨害する犯罪です
絶対にやめてください
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〇 地域猫活動推奨→協働へ

餌やり禁止看板を、地域猫活動をしている場合には、自治体の担当窓口に申請をし撤去して貰って下さい。
地域猫/餌やり禁止の看板を考える

これは、主に行政サイドに「活動の認知」をさせるのが目的です。
飼い主のいない猫へ助成金制度がある自治体は、地域猫活動を野良猫対策として打ち出していると思います。

ただ、制度を設置しただけになっている所が、ほとんどというのが現状。
「援助するから勝手にどうぞ」という具合ではないでしょうか。

私は助成金申請の際、役所の窓口へ出向き、苦情や申請頭数などは聞いていたのですが、特に依頼したりすることをしなかったのを後悔しています。
そのため、ボランティアと役所での情報共有(アンタチャブル地帯・トラブルメーカー etc)が出来てないままです。

地域猫活動は地域のための社会運動です。
だから、行政のバックアップは不可欠。
住民とボランティア、そして役所で活動に取り組むのが理想的。

譲渡会共催ではなく、まずは広報(掲示物・パンフ・セミナー)から、是非とも お願いをしてみて下さい。

もっと職員を動かすようにすれば良かったという反省から、看板取り外しはキッカケになるのではないかと思いました。



東京都心部は、猫の殺処分ゼロや地域猫活動終了するエリアも出てきました。
次に目指しているのは愛護センターとは別に「各自治体で公的シェルター設置」です。

保護譲渡をしている方は、既に危機感をお持ちかと思います。
少子高齢化と共にやむを得ない飼育放棄が増えています。
飼い主の死去や病気ですね。
この事情から、多くは10歳以上の老猫。

この猫さん達の行き場として、ゆくゆくは公共の施設(少子高齢化対策の福祉事業として)が生まれればと考えています。
そのためにも先を見据えて、行政機関と力を合わせることは必要だと思っています。

地域猫のお世話している方たち、ユックリだけれども確実に進んでいます。
頑張って下さい!一緒に頑張りましょう!

~伝えたい啓発ポスターコレクション~
地域猫 啓発ポスター集/エサやり編
地域猫 啓発ポスター集/耳カット編
地域猫 啓発ポスター集/TNR編
地域猫 啓発ポスター集/活動編

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