ジャーナリスト樫原弘志氏の究明によって発覚した ピースウィンズ・ジャパンの広報コンサルタント会社が、日経グループ役員を「顧問」と虚偽記載していた件について、日経からの回答がありました。
■「酒井氏はSPP顧問にあらず」日経が回答、PWJ問題への言及避ける
樫原氏は次のように記述しています。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
日経グループの特定の役員との関係をひけらかしていたSPP社とそのクライアントたちを特別扱いしていなかったか、厳しい検証と監視が始まったと確信しました。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
経済の末端のさらに末席いる私にとって「日経」は信頼のブランド。
電車内で日本経済を読んでいる女性を見かけたら英字新聞よりカッコイイと思うし、「日経ビジネスで紹介されました」とか宮内庁御用達ぐらい有難いし😊
どうか真実を!信用に足る調査をお願い致します🙇♀️
一見、スキャンダラスな疑惑に、マスコミとの利益相反のみならず、なぜNPO団体や動物愛護のあり方、はたまた ふるさと納税の問題まで波及しているかというと、それは「日経ソーシャルイニシアチブ大賞」の真価に関わるから。
このイベントは、社会課題を解決するビジネスモデルの育成を狙いに開催され、2016年ピースウィンズ・ジャパンがピースワンコ事業によって受賞。
殺処分ゼロへ挑戦し、ふるさと納税を犬を救う資金に充てるというアイデアが高評価だったとのこと。
また、これをキッカケに「殺処分ゼロ」が人口に膾炙されました。
本来ピースワンコは、動物愛護を騙ったビジネスなので、私たちの活動とは一線を画します。
しかし、受賞後は「ふるさと納税で動物愛護」が流行し、持て囃されました。
よしんば殺処分ゼロを謳った営利目的でも、本当に動物たちが救われているならば文句はありません。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
動物愛護ビジネスをやるならば、なおさら慎重に高いレベルで、動物福祉に配慮し、犬たちを幸せに導かなくてはならないと思うのです。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
そうではないから、ただ生かすため自由を奪われ生き地獄で犬たちは苦しんでいるから、私たちは改善を求めています。
でも、抗弁は「殺処分を必死に食い止めている」「新しい試みに挑戦している」の繰り返し。
管理が行き届かず亡くなった命に対しては『 殺処分を防ぐために全ての犬を引き取ってきた結果、やむを得ず生じている』と。
ふるさと納税については、神石高原町丸ごとが、振り回される結果になっています。
公金による支援で運営するからには「情報開示」「説明責任」 を果たす必要があろうかと思います。
しかし、ピースワンコは行政への届け出義務も怠っている始末。
どうして頑なに自浄努力をしないのか。
犠牲を重ねて殺処分ゼロに拘るのだろう。
私の脳裏をかすめます、「プライド」の4文字が。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
PWJ批判に少しでも間違いがあるとPWJは次々と謝罪を求めて裁判に訴えているようです。
故意かミスか、まったく御構いなしの訴訟攻勢だと聞いています。
訴える権利はあると思いますが、情報をオープンにして話し合えば簡単に解決するものもあるはずです。
若林氏もPWJ批判をやっかみだとSNS上でこき下ろしてきました。
若林氏もPWJ批判をやっかみだとSNS上でこき下ろしてきました。
批判する人たちを情け容赦なく告訴してきたPWJのために働く広報コンサルタントとして、ずっしりと重いその責任と因果を感じていることでしょう。
⚠️犬の安否や蔑ろにされる善意を案じて、声を上げているのに😱口封じ。
これだけでもNPOの資格はないと思います。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
ピースワンコを集金窓口である母体ピースウィンズ・ジャパンから切り離す覚悟が 大西氏にあるか?
驕慢な自尊心を かなぐり捨てる決断が出来るのだろうか?
~関係記事~
■ピースワンコと日経の危うい関係