ねこてん~全ての猫は天使である~

東京都港区青山&ビックサイト周辺にて地域猫活動を行っているボランティア

猫の病院 🐾 慢性疾患医療費

2017-07-26 17:20:05 | How to 動物病院

《 2017/7/17 ねこてんDiary 掲載分 》
病院の待合室で猫ちゃんを連れている方に「どうなさったんですか?」と声をかけています。
「腎不全」で通院している子が多いですね。

慢性腎不全は症状が現れた時は、既に腎臓の殆どが機能せず、1度壊れた腎臓は元に戻らないため、徐々に進行していきます。
それを療法食や内服薬、皮下点滴などで遅らせる対処療法を施します。
看取るその日まで、医師とタッグを組んで。

他の疾患と異なり完治はしませんので、生きている限り治療が続きます。
故に定期的に病院通いをする必要があり、医療費は嵩みます。

通院治療がストレスになる子、療法食を受け付けない子など、いろんなケースがあると思います。
1日1時間でも長生きを、または苦痛から解放してあげたいから安楽死と、飼い主さんの想いも様々でしょう。

猫の容態、オーナーさんの気持ちに寄り添い、診療方針の選択肢を持っている医者は信頼に値します。

裏を返せば、治療費をかける、かけないの選択は人間に委ねられているのかもしれません。
難しく、辛く、悩ましいけれども。


画像は療法食+皮下輸液+ホメオパシーで腎不全闘病中のニイニイ。

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猫の病院 🐾 夜間救急医療費

2017-07-25 17:20:08 | How to 動物病院

《 2017/7/16 ねこてんDiary 掲載分 》
緊急に手術を行わなければならないとなると、費用は10万以上かかることもあります。
「夜間救急病院+手術+入院」は高額になる心積りが必要でしょう。
夜間診療は割増料金となります。
なお、総じてクレジットカード使用可です。

室内飼いの場合は、ベランダから転落やドアに挟まったなどの怪我、またはアクセサリーやボタン電池等の誤飲が想定されます。

これらは突発的なアクシデントで、飼い主さんもパニックってしまいますよね。
大きな病院でしたら、ほとんど紹介不要で対応してくれます。
まずは事前に電話で連絡を入れましょう。症状を伝えて医師の指示に従って下さい。

かかりつけ医がいらしゃる場合は、万が一に備えて「夜間対応病院」を紹介して貰っておくと安心です。
特に1歳未満の子猫、持病のある猫のオーナー様は予め確認されることをお薦めします。

深夜~早朝でしたら、タクシーや自家用車で病院へ行かれると思います。
この際、必ずキャリーをご使用下さい。グッタリしている子を抱いて、そのまま乗車し、病院へ到着後ドアを開けた途端に、逃走というケースは非常に増えています。
どうぞ、お気をつけ下さい <(_ _)>

画像は目黒三姉妹(右からゴマメ・リン・小麦)&奥の茶トラが絶賛保父中のメイくん٩(.› ‹. )۶

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猫の病院 🐾 初期医療費用

2017-07-24 17:35:08 | How to 動物病院

《 2017/7/15 ねこてんDiary 掲載分 》
猫と暮らす上で、備えなければならないのは医療費です。
動物病院の診察費は高額です。
自由診療で保険控除がありませんからね。

フードなどの日用品は、一匹あたり月5,000円程度でしょうか。
思っているよりは、かからない印象だと思います。
ですが、一度疾患を抱えてしまうと出費は負担になります。

里親様へは「病院代が1番嵩みます」とお伝えしております。
まず家に迎えた時、初期医療費が約2~30,000円ほど必要です。

「ねこてん」では下記を保護時に必須処置としています。
● 去勢 or 避妊手術
● 3種混合ワクチン
● ウィルス検査
● フロントライン
● 駆虫処置
※猫の年齢や里親様のご希望により、血液検査・FIP検査等を行います。

この費用は、どの猫(友人からの譲り受け&拾ったetc)も不可欠だと思います。
その後の医療コストですね、これは個体差によるため、里親様には下記をアドバイスさせて頂いています。

   ~ 愛猫の健康を守るため ~               
★ 毎日健康チェックしながらスキンシップ
★ 7歳より毎年の血液検査を含む健康診断
★ 個人での猫医療費積立貯金 

画像は避妊手術をし術後服姿の花ちゃん(✲❛ ֊ ❛„)

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猫のワクチン接種について 🐾

2017-07-23 18:25:05 | How to 動物病院
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《 2017/7/5 ねこてんDiary 掲載分 》
「ねこてん」では、猫の保護後一両日中に“3種混合ワクチン”接種を行うようにしております。

譲渡後は医師との相談の上に、定期的な接種を推奨。
行きつけの病院が決まっていない方へは「3歳・5歳・7歳と節目ごとを目安としてはいかがでしょう」とご案内しています。

これはワクチンのリスクを鑑みると、完全室内での単独飼い場合は、毎年でなくても良いだろうという私の見解からです。
個体差および飼育環境によっては異なること、また日頃の体調管理が大切なことも併せて、ご説明させて頂いています。

初めて猫と暮らすご家庭など、動物病院と疎遠になることに、ご不安があるかもしれません。
まずは健康診断をされると宜しいと思います。
食生活などについて、最寄りの病院で意見を求めてみてはいかがでしょうか。
カルテを作成して貰い、対応などが解れば安全だと思います。

その上で、予防接種について聞いてみて下さい。
解りやすく必要性や副作用について説明して下さる獣医さんは信頼が出来ると思います。

画像は My Sweet Angel.°ʚ(*´꒳`*)ɞ°.花ちゃん。
保護猫の出入りが激しい多頭ひしめく環境のため、毎年寒くなる前に接種しています!

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動物病院 🐾 アフターケア

2017-07-23 12:35:34 | How to 動物病院

《 2017/7/4 ねこてんDiary 掲載分 》
久しぶりのワクチン接種や定期検診などで通院した場合は、診察後に「ご褒美」を。

最近は、会計を待つ間に“ ちゅーる ”をあげている方をよく見かけます。
シーバでもカニカマでも...トクベツなほんの1口分だったら獣医さんも大目に見てくれるかも。
そして「頑張ったね!エラかったね!」と褒め称えてあげましょう。

是非とも、病院から帰った時の表情や仕草を見守ってあげて下さいね。
コゲは家に来て3ヶ月後に去勢手術を。
帰宅するとコタツの中で、ずーっとフミフミをしておりました。
心細く不安だったんだなーと愛おしくなりましたよ´ ³`)ノ ~♡

ニイニイは、拙宅に落ち着いてから2ヶ月後に再入院、帰還した直後にストレッチ運動からの念入りグルーミングをしていましたっけ。
それまで余り動きが無い子だったので、リラックスしている様子を見て、とても嬉しかった (*^▽^)/

人間と同じですよね...「やっぱり我が家が1番」なんだと思います╰(*´︶`*)╯♡
画像は食いしん坊のムイくん。

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