ねこてん~全ての猫は天使である~

東京都港区青山&ビックサイト周辺にて地域猫活動を行っているボランティア

殺処分ゼロは誰のため/茨城県の現状

2019-05-21 22:10:02 | ノーキルだけでは救われない命


茨城県動物愛護センター犬の収容が、150頭越えだそうです。
これ年末には4~500頭になると思われますが、どうするのでしょう。
150頭の野犬たちの家族探し

新たな収容施設建設で問題先送り?
殺さなければいいじゃないのピースワンコ方式?


※ 確か春先の茨城県センターの様子。
犬は TNR 出来ないから。
野良猫に TNR しなかったら30日かからず全国で ↑ こうなるよ!
TNR 否定の理由はコレがお望みですか?

■ Yamasaki Hiro 氏 Facebook より
「処分ゼロ運動を獣医師会が完全否定」

〈 ザックリ要点まとめ 〉
1/ 獣医師の団体として世界初の「処分ゼロ運動」に反対する声明を発表。
2/ 犬猫が溢れる環境下では「ノーキル」は無理。
3/ 処分ゼロ運動は米国の巨大 NPO が仕掛けたマーケティング戦略であり、資金調達の道具である。
殺処分ゼロは誰のため/ピースワンコ


※ 広島県センターで、子犬のバーゲンセール。

今回は2について。
昨年末に茨城県のボランティアさんが「殺処分ゼロ条例が施行されたんだ、るん♪」と喜んでいる書き込みを幾つか目にしました。

雲を掴むような話で信じられませんでしたが、年明けのトラブルからマジなのだと知ります。
常時、野犬が捕獲される自治体で、動物に関する条例を設けるのは危険です。
茨城県「殺処分ゼロ」ハザード

目指すのは悪くはありませんが、そのためには何をしなければならないのか?が重要です。
それが、妄断だったということ。
そして、時期早尚だったと思います。



「蛇口を閉める」「入口対策」「頭数制限」は、目に見える成果が解りにくいので難しいとも聞きます。

そんなことはありません。
先ずは「子犬&子猫」が、屋外・センター・保護団体にいない状態へすることを目標としましょう。

それ故、公的機関からのミルクボランティア募集は愚策(その前にやるべきことがある)とされます。

子猫や子犬が持ち込まれたら、壁に頭ガンガン打ちつけて「手術をしていれば」って悔しがらなきゃ。

一昨年より私の元へ子猫の相談は入りません。
ボランティア同士でも「子猫いないね」と話題に始終上がりました。
これは、蛇口は閉まりつつあることになります。

このタイミングで、殺処分ゼロを掲げ、飼い主の責任(外飼いや飼育放棄)を啓発をしていくのが効果的だと思います。

考え方としては、飼育放棄や放し飼いをさせない環境を講じ、整えていきます。
それによって飼い主の意識を変え、向上させるとなります。

いつまでも、捨てた人が悪い!放し飼いは迷惑だ!では変わりません。
奄美の利権アシストさん達、TNR →頭数制限→室内飼いね、妄想垂れ流しハズイよ。


※ 今年1月の広島県センターの過密っぷり。
いかに「不妊去勢手術を徹底させるか」それしかないでしょ!メスだけじゃ不徹底!

茨城県は動物行政の失策を認め、首長が殺処分ゼロ撤回を県民に告知しなければなりません。

条例は簡単に取り下げられませんから。
そして、誰も貧乏くじは引きたくないはず。
だからこそ、首長が声明する必要があります。

広島県も!
ピースワンコをNPO団体として認可し譲渡しているのは広島県です。

『ピースワンコへの譲渡完全停止、それにより殺処分の再開も有り得る』
国民の多くは、その英断を待ち望んでいます。

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野良猫へのTNRは是か非か?

2019-05-20 22:30:15 | TNR&地域猫活動マニアル


【 TNR って何のためにするの? 】

野良猫へ不妊去勢手術をし、望まれない命を増やさないことを目的としています。

手術後は、一代限りの命として地域で管理すれば、約10年で頭数はゼロに近くなります。

この地域猫活動は、遺棄虐待の軽減と共に、不妊去勢手術の徹底や室内飼いなどペットの適正飼養の啓発にもなり、地域住民の動物愛護精神を押し上げます。

また、餌やりを巡ってのトラブルや野良猫の糞尿被害で悩む人も少なくしていきます。

皆さんに実行しろ!と言っているのではありません。
駆除やら処分をしないで減らす方法があると知って頂き、活動への ご理解を求めております。


┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
ただ傍観するばかりで、実際に動かず、野良猫は処分然るべしとし「TNR 活動を否定」をSNS で高らかに唱える人たちへ
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
あなた達は現場の活動者にとって悪魔。
私には、遺棄虐待をする犯罪者以下でしかない。

なぜならば、TNR をしなかったら、社会は日本は野良猫で溢れ返るからだ。
また30年前の昭和時代に逆戻り。

そして処分しても追いつかないだろう。
やがて射殺することが当たり前となるだろう。

だから、猫の愛護団体とボランティアは、TNR を基本原則としている。
だから、悪魔は、無知な者のみへ向けて囁き扇動する。

そして、民をまことしやかに地獄へと誘う。
そして、地獄で喘ぐ何百万という猫たちを見てほくそ笑む。

その時にも私たちは、少しでも不幸な命を減らそうと昼夜なく走り回っているだろう。
その時に「TNR 反対」と言った者は、誰一人責任を負うことはしないだろう。



〈 全く猫活動のことを知らない or
単なる猫ギライ人との判別方法 〉

奄美大島ノネコ駆除ような問題が起きると、喜び勇んで持論を主張し出すのが特長。
● どうぶつ基金へバッシング
● 文春はデマ&ヘイト
● 駆除反対は猫愛誤

皆さんのSNS上での繋がりで、TNR に否定的な人がいたら、ブロックすることをお薦めします。

百害あって一利もなし。
悪魔に魂を売っている人外なので、改心することはありません。
というか、SNS に依存しちゃっているのだと。
そして、弱く脆い所を攻め自己満足したいのだと。

どのみち止められないでしょう。
遠ざけ無視するのが得策です。



猫のボランティアさん達、正念場です。
奄美はボロ出まくりで、計画は続行不可能の目が出てきました。

環境省は、奄美を皮切りに他の島でもノネコ駆除を進行する腹積もりだったと思います。
次は御蔵島あたり?

奄美では処分ありきなので、TNR を封じ込められました。
それで、日和見さん達が TNR(推進している人も) を批判し始めたのです。

野良猫や野良犬のことで動く人なんて、ほんの一握り。
殺処分ゼロ運動にしろ、国が旗振れば、私たちが積み上げたものは、簡単に崩れてしまうかもしれません。

私は嫌だ!
30年かかって、石投げられキチガイ呼ばわりされて、やっと道筋を見つけ共生社会に手が届くかもしれないと思った矢先に、どうして諦められようか!

どうか現場からの声を上げて下さるよう お願い致します (^_ _^)

~関連記事~
奄美ノネコ駆除問題の真相
TNR 活動を否定する人へ
ノネコ問題/TNR は非人道的手段?
奄美自然環境センターの狙い
研究者に騙されるな!ノネコ問題
環境省に騙されるな!ノネコ問題
奄美ノネコ駆除の問題点1
奄美ノネコ駆除の問題点2
奄美ノネコ駆除の問題点3
奄美大島の猫3千匹殺処分計画

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殺処分ゼロは誰のため/ピースワンコ

2019-05-19 22:10:11 | ノーキルだけでは救われない命


獣医師会が、殺処分ゼロ運動にNOを叩きつけました。
但し、アメリカはコロラドでのこと。

これについて、広島県獣医師会の見解を聞きたいでーす!
■ Yamasaki Hiro 氏 Facebook より
「処分ゼロ運動を獣医師会が完全否定」

〈 ザックリ要点まとめ 〉
1/ 獣医師の団体として世界初の「処分ゼロ運動」に反対する声明を発表。
2/ 犬猫が溢れる環境下では「ノーキル」は無理。
3/ 処分ゼロ運動は米国の巨大 NPO が仕掛けたマーケティング戦略であり、資金調達の道具である。



3は、まんまピースワンコですね。

このままピースワンコを好き勝手にさせていては絶対ダメ。
殺処分ゼロをビジネスにしています。
動物愛護ではなく お金儲けが目的です。
こんな吐き気をもよおす偽善を放置してはいけません。

奄美大島のノネコ駆除も同じ。
私は『何も知らぬ弱きものを 自分の都合や利益のためだけに利用すること』― それを許してはいけないと考えています。
皆さん、この理屈は重々ご承知でしょうに。

ピースワンコもノネコも知らんぷりどころか、愛護家が声を上げて擁護に回りました。
週刊紙の記事はデマだ!
反対する人が引き取れ!

私が不信を抱いたのは、ピースもノネコも問題解決のために最優先されるべき「不妊去勢手術」を忌避していたことから。

それだけ現場で動いているボランティアと愛護の人々とは、意識が乖離しているのだと知り愕然としました。



〇 ピースワンコ

シェルタリングの基本は不妊去勢手術です。
ピースワンコは、母体であるピースウィンズ・ジャパンの集金窓口でしかありません。
ですから、犬にかかる経費はトコトン削る、繁殖制限なんて以ての外です。

3千頭への手術費用を1億円とします。
それをケチって、広告宣伝費には2億円を投資する異常に気がつかないと!



〇 奄美ノネコ

TNR を否定されたら、もうどうにもなりません。
不幸な命は青天井で野放図に増え続けます。
地域猫として管理することも出来ません。

TNR は、所有者のいない猫に関してボランティア活動の基本原則です。
これを推進しなければ、動物愛護から外れます。

大規模な駆除処分に利権が絡むことは少なくありません。
見極めポイントは「蛇口の閉め方」だろうと思います。

皆さんは TNR 活動へ寄付をしたことがありますか?
おそらく支援した経験のある方は少ないのではないでしょうか。

周知されていませんが TNR は、とても責任の重い過酷な作業。
愛護面だけではなく、野良猫での迷惑やトラブルを被ることを軽減していく目的があるのです。

どうか現実を見ずに、手を差し伸べることもせず、身勝手な自己主張ばかりをしないで下さい。
どーせナニもしないでしょ?

その無責任な言動が、ピースワンコをのさばらせ、ノネコなんて線引きを生み出すのだと思います。

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奄美ノネコ駆除問題の真相

2019-05-17 22:20:01 | 奄美ノネコ駆除問題


続きです。
同じ方からのコメントですが、話題が変わるため分けました。
地域猫推奨から協働へ

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
奄美の野良猫を地域猫やTNRにしたところで希少種の狩猟はやみません。
猫は食べなくても狩りますし、TNRや野良猫対策したところでお腹が満たされるわけではありません。
いずれ、がその時までにどれだけ減るかわかりますか?
代替案というか引き取り譲渡できなかった分は早期に駆除するしかありません。
猫の命と希少種の命どちらも同じであると捉えられるならなぜ希少種を狩らせるままでいいと思われるのですか?
増えたから狩らせていいとでも?
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈



〇 奄美大島ノネコ問題の真相

感情論で社会は動きません。
「かわいそう」だけでは何も変わりません。

問題の焦点がズレまくりです。

世界遺産登録のため→生態系保全しなきゃ→希少種を守ろう→取り敢えず猫を駆除しとこ

奄美大島のノネコ駆除は、科学者&研究者が世界遺産を巡った利権を得るため、環境省を後ろ盾にし、奄美大島の人たちを利用しているという構図です。

観光資源であるクロウサギが絶滅寸前だと煽る

愛護動物である猫をノネコに変換して駆除計画

クロウサギ爆増中
猫は処分するほどいないんじゃね?

捏造バレ←イマココ!
ねりまねこ/どうぶつ基金、ノネコ脅威でない(共同通信)



数年前、奄美大島の行政職員は、地域猫活動について東京に視察へ訪れたと聞きました。
処分ありきの駆除は、想定外だったのではないでしょうか。

私は、希少動物や環境保全のために猫を駆除する計画を掲げた時点で、バッシングは覚悟するべきだったと思います。
地元の方は、国の御旗のお達しでは固持できなかったと想像しますが。

その理由は、皆さんとは少し違うかもしれません。

「かわいい」とかではなく、猫は身近な生物。
それだけ良くも悪くも感情移入しやすいです。
クロウサギを知らない人は多くても、猫は赤ちゃんでもニャーニャーと識別します。

いくらネガティブキャンペーンしても、ノネコと名を変えても、それを排除することのダメージは避けられないでしょう。

現実、論争が巻き起こっています。
また動物虐待愛好家の承認欲求を満たしてしまう結果にもなってしまいました。

加えて、殺処分ゼロの ご時世。
前述した通り、日毎に「蛇口を閉めよう!野良猫を減らそう!」という TNR や地域猫活動が浸透しつつある、その流れに逆らうのは無謀だったと思います。

あなた達は、寄らば大樹の陰として、実は踊らされているだけかもしれません。
そして、冷静な視点を持たなかったため、奄美大島住民の傷を無責任に広げたのではないですか?

~関連記事~
オーストラリアと奄美の猫事情
奄美自然環境センターの狙い
研究者に騙されるな!ノネコ問題
環境省に騙されるな!ノネコ問題
奄美ノネコ駆除の問題点1
奄美ノネコ駆除の問題点2
奄美ノネコ駆除の問題点3
日本にノネコなんていないもん
ネコとノラネコとノネコと
ノネコってナンだ?
無用の用であるノネコたち
奄美大島の猫3千匹殺処分計画

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地域猫/推奨から協働へ

2019-05-17 21:35:48 | 地域猫活動〈 実践編 〉


私のスマホが古い機種のため、goo リニューアルに伴い(新アプリはDL不可)コメント欄に返信が出来ません。

リアルタイムアクセスやフォローブログ一覧も見られなくなってしまい、定期的に閲覧してたブログへは検索してという…すいません。
近日中に買い換えたいと思います。

そんな訳でコチラから返信させて頂きますね。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
餌やり看板撤去は行政の本来の仕事を妨害する犯罪です
絶対にやめてください
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈



〇 地域猫活動推奨→協働へ

餌やり禁止看板を、地域猫活動をしている場合には、自治体の担当窓口に申請をし撤去して貰って下さい。
地域猫/餌やり禁止の看板を考える

これは、主に行政サイドに「活動の認知」をさせるのが目的です。
飼い主のいない猫へ助成金制度がある自治体は、地域猫活動を野良猫対策として打ち出していると思います。

ただ、制度を設置しただけになっている所が、ほとんどというのが現状。
「援助するから勝手にどうぞ」という具合ではないでしょうか。

私は助成金申請の際、役所の窓口へ出向き、苦情や申請頭数などは聞いていたのですが、特に依頼したりすることをしなかったのを後悔しています。
そのため、ボランティアと役所での情報共有(アンタチャブル地帯・トラブルメーカー etc)が出来てないままです。

地域猫活動は地域のための社会運動です。
だから、行政のバックアップは不可欠。
住民とボランティア、そして役所で活動に取り組むのが理想的。

譲渡会共催ではなく、まずは広報(掲示物・パンフ・セミナー)から、是非とも お願いをしてみて下さい。

もっと職員を動かすようにすれば良かったという反省から、看板取り外しはキッカケになるのではないかと思いました。



東京都心部は、猫の殺処分ゼロや地域猫活動終了するエリアも出てきました。
次に目指しているのは愛護センターとは別に「各自治体で公的シェルター設置」です。

保護譲渡をしている方は、既に危機感をお持ちかと思います。
少子高齢化と共にやむを得ない飼育放棄が増えています。
飼い主の死去や病気ですね。
この事情から、多くは10歳以上の老猫。

この猫さん達の行き場として、ゆくゆくは公共の施設(少子高齢化対策の福祉事業として)が生まれればと考えています。
そのためにも先を見据えて、行政機関と力を合わせることは必要だと思っています。

地域猫のお世話している方たち、ユックリだけれども確実に進んでいます。
頑張って下さい!一緒に頑張りましょう!

~伝えたい啓発ポスターコレクション~
地域猫 啓発ポスター集/エサやり編
地域猫 啓発ポスター集/耳カット編
地域猫 啓発ポスター集/TNR編
地域猫 啓発ポスター集/活動編

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