私は虫である。
虫は私である。
自然は私のためにあり 私は自然のためにある。
自然の中の自己が漸くわかりかけてきた。
この道
神から託されたこの道を
コツコツと歩くことが好きだ。
近道を見つけたり
寄り道をすることなく
あわてずに自分のペースを守ること
自分に素直であれ
自然にも素直でありたい。
[くまちか語録より]
素晴らしい細密画の美しさは、千佳慕さんが 愛情を持って妥協を許さず、愛を持った入魂の描画姿勢に有りました。
これまで絵本でなじんできたのに作家の人となりや描く様子は考えませんでした。
コオロギが恋を囁く場面の美しさに心を動かされました。千佳慕さんの生命に対する大きな愛が絵に現れて居ました。