思った以上に素敵なCD。
日本人の郷愁を刺激する逸品です。
しちりきの音色が懐かしい気がするのは
歴史の重みでしょうか。
雅楽と言えば、結婚式や、神社での厄払い位しか縁がないような生活ですが、
聴けば、遺伝子に訴えるものがあります。
日本の歌と銘打ってありますが、すべて
文部省唱歌。
今のこどもたちは、こう言う歌を知っているのかしら。
ずっと伝えていってほしいものです。
日本の国は、あるときから、
方向が変わって、
新しいものばかりを尊重し
取り入れているんではないかと危惧します!
保育園に長く勤めてきた身としても責任を感じます。
私が就職した1970年は、保育の内容や歌は、伝承されていました。
途中から、歌も、お遊戯も、古いと言う空気が蔓延したことが
切ない罪悪感を伴って思い出されます。
日本の文化を、継承していくべきだと今は思うのです。
朧月夜 椰子の実
浜辺の歌 もみじ
さくらさくら 雪 ペチカ 春が来た
海 仰げば尊し
夏の思い出 夕焼け小焼け
赤とんぼ 故郷
冬景色 越天楽今様
七つの子 君が代
荒城の月