河出書房新社 刊
高橋源一郎 作
先日、高橋源一郎さんが、ツイッターで、明治大学の、卒業生への祝辞を送ったことを紹介しました。
この本に、書かれています。
あの日から、源一郎さんが考えたことや、ツイートしたことが、家族の様子等も描きながら、綴られています。
2011年の3月11日のれんちゃんの卒園式の様子から、あの日の出来事が
よみがえります。
何かが変わってしまった。
あの日から。
日本のような地震国に、どうして原子力発電所が出来てしまったのか。
人間の力では、発電所の廃棄物を無害の物に出来ないのに、どうして、人は
簡単に、原子力発電所を生活に取り入れてしまったのか?
今でも、原子力発電所は稼働しています。日本はあんな大変な災害の後も
廃棄しようとはしていません。
与党が変われば、約束も反故になるのか疑問でした。
日頃、不思議に感じていたことが
言葉にされていて、「正しさ」について考えさせられます。
答は見つからないのですが、また、
ゆっくり読み直そうかと。
過激派の奥さんと、穏健派のれんちゃんと源一郎さん、癒し系のしんちゃんの、
素敵な生活も見えてきました!