上橋菜穂子×齋藤慶輔
スイッチインタビュー
録画した物を、見る。
精霊の守り人の上橋菜穂子さんが、
野生動物の獣医師 齋藤慶輔さんを
指名して始まったインタビュー。
上橋菜穂子さんは、2014年に、国際アンデルセン賞を取った素晴らしい作家です。
イメージが、わいてくると、登場人物が、自然に動きだし、話が進んでいく。
どうなるかは全くわからないと言う。
上橋さんは、かつて、オーストラリアの先住民のアボリジニと共同生活をしたことが
あるので、命のありかたや、生きると言うことの、不思議を体感し、独自の視点を
持っている。
かたや、齋藤慶輔先生は、野生動物の怪我や病気の専門医で、やはり自然や命の近くで
暮らしている。
動物の生態系が、人間のせいで、損なわれていることがある。
ハンターの銃の鉛の玉が、一番強いワシの命を奪っている。
自然界では、弱いものが淘汰されていくが、一番強いわしが、獲物を一番に食べることで
鉛玉に汚染された肉を食し命を失う。
これでは、自然が、壊れていく。
生態系が、変わってしまう。
齋藤先生は、関係機関に現状を訴え
鉛の玉を変えていく提言をしている。
とにかく面白いお話だった。いつまでも聞いていたくなる。
先週から始まった「精霊の守り人」
絶対最後まで見よう。
三年かかって作るドラマ、楽しみ。