世の中は、なるようになるわ。
あきらめないで、悠然と生きる事を楽しむ・・・・
それが遊戯(ゆげ)の心です。
月と散文
又吉直樹 作
カドカワ 出版
美しい装丁に
ひかれて 取り寄せる。
まだ、全く読んでない
又吉直樹の感性が好き
自由律俳句や
エッセイが、
斬新で、キラキラ光るものを
持っている。
こういう、
穏やかな人と
暮らせたらいいなと
想ったりする。
物静かだし
謙虚だし
笑いを愛しているし
空しさも
虚無も
知っているし
話し方が好き
聞き方が好き
不器用そうだけど
優しさに
満ちている。
と、妄想を膨らませる。
さて、
いざ、
最近は
本を読むにも
おまじないや
気合いが
必要に。
いつか、生まれ変われるなら
又吉直樹に、出会いたい。
寛容で懐が広い
懐が深い
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本屋さんで見つけた猫の雑誌
猫好きとしては、たまらない
内容。
空前の猫ブーム
TVでも
見ない日はない。
YouTubeの猫は
可愛いけれど
プロが演出しているような
場面が
大いに気になる
しかし、猫は
阿る(おもねる)ことがない
餌を貰うときは
ぐいぐい来るが
満足するや否や
悠然とマイペースに。
そういう、
自立している所に
堪らなくひかれる。
我が家の美人さんも
スルリスルリと、
のびのび生きている。
心憎い。
NHKEテレの「日曜美術館」で、
昨年、「藤原新也 生を想え」
と言うタイトルで、特集された。
メメントモリとは「死を想え」と
言う意味らしい。
詳しい経過は覚えていないが
カメラマンの藤原氏は
海外で、人の死に直面し
衝撃を受ける。
犬が人間を食うシーンをみて
人間は食われるほど自由だと、
思う。
その後、父が死んでいく姿を
シャッターに納める。
海外を放浪し、人々の生活を
撮影する。死に、生命を吹き込む
というか、
不思議な力に満ちている
放送をみて衝撃を受けて、
「メメントモリ」を取り寄せた。
時々、パラパラしてみている。
誰でも死に向かって
生きていくのだ。
「遠くから見ると
ニンゲンが燃えて出す光は
60ワット 3時間」
生々しいけど
そうだよなあと
安心する。
くよくよしても
仕方がない気がしてくる
誰でもが好きになる本じゃない
と思うけど、
たまに、
開いてみる。
こんな世の中に
あっても、
考え方ひとつで
明るく居られる気がして。