
こちらは こうの史代さんの原作(漫画)を先に読みました。
優しい絵の表紙を手にとった瞬間、「あぁ、私、絶対この本好きだわ」と
思ったんですが、ほんとにずっと取っておきたくなるような珠玉の一作でした。
何回か読み返して、読むたび 涙、涙



特に好きなシーンがあるんですが(94ページです!)もう、その絵を見るだけで
涙が出る、というパブロフの犬状態



というわけで映画も期待して行きました。
最初 麻生久美子さんが「ふわり」と画面に登場したときは、
面長で柔らかな雰囲気が皆実に似ていて、画面に皆実が降り立ったような感じでした。
監督が最初に出演交渉した、という藤村志保さんも 品があって凛として、素敵ですね~~


ただ、テーマが重いだけに 漫画を映像化するのは本当に難しいなぁ、と思いました。
「桜の国」の方は 原作に忠実すぎて、展開が不自然だったり、わかりづらかったかも知れません…
そういったところも含めて まだ読んでない方が「本を読んでみようかな」という
気もちになってくれたら嬉しいです
