三菱一号館美術館で 2018年9月17日まで開催中の
ショーメ 時空を超える宝飾美術の世界 -1780年 パリに始まるエスプリ
ブロガー特別内覧会 に参加させていただきました。
*写真は許可を得て撮影しています。
ジョサイア・コンドル設計(再現)の三菱一号館美術館は好きで、よく来ていますが 今回の展示は本当に好み、内覧会に遅刻したのでもう一回足を運んでしまいました。
会場デザインはフランスからファッションショーのデザインチームが52人も来日し、1つ1つの展示室のテーマに沿って空間をデザインしたそうです。とにかくゴージャス、こんな宝飾美術を一度に見たことがありません。。
1780年創業したショーメ。
かの ナポレオンが1804年フランス皇帝の座についたときに、宝石のセットを担当したのが、ショーメの創業者 マリエティンヌ・二トだったとのこと。
ナポレオンのネクタイピン ランソワ=ルニョー・ニト 1812年頃
皇帝ナポレオン1世より贈呈された教皇ピウス7世のティアラ
ダイヤモンドとエメラルドのパリュールを着用したナポレオン1世の妻、皇妃ジョセフィーヌの肖像
ジャン・バティスト・ルニョー 1809年頃
皇妃ジョセフィーヌのインタリオのパリュール フランソワ=ルニョー・ニト 1809年頃
とにかく豪華で、こんなお宝が日本で見られていいのかしらん、と思うほど豊富に展示されています。
女性が大好きなティアラのお部屋は写真撮影もOK
3500点に及ぶティアラの中から、本展示では最も美しいデザインをしたティアラ20点を特別に集めています。
野バラとジャスミンのティアラ ジャン=パティスト・フォサン 1830年頃
カロリーヌ・ミュラ(ナポレオンの妹)のインタリオ・ティアラ ニト・エ・フィスに帰属 1810年頃
「ロイヒテンベルク」として知られるティアラ ジャン=パティスト・フォサン 1830-1840年頃
カーネーションのティアラ ジョセフ・ショーメ 1905年
可能なら全部を写真に収めたくなりましたが、輝きすぎてうまく撮れない!!
向かい側の壁一面に並ぶのは
パリ ティアラのサロンに展示されているマイヨショール 19-20世紀
マイヨショールとは合成金の模型で、サロンにきた顧客は数百点余りのレプリカの中からデザインを選んで、頭の形に調整した世界に一つのティアラを作るとのこと。どれも美しくて圧巻です。
自然からデザインされたものも数多く、、
ブローチとしても着用可能な、一対のハチドリのエグレット ジョセフ・ショーメ 1890年頃
目を引くタコのネックレスは フィアンセに贈られたものとか。
タコのネックレス ロベール・モアールによるショーメ 1970年代
可愛いツバメの作品は髪飾りやドレスの装飾として着用。
つばめはアール・ヌーヴォーの時代、とりわけ天才的なデザイナー、ルネ・ラリックが好んだモティーフで この作品のアイデアにも着想を与えているとのこと。
6羽のダイヤモンドのツバメの連作 ジョゼフ・ショーメ 1890年
最後の部屋には 日本への敬意をこめた宝飾品が並びます
ジャポニズムのブローチ「雷神」 ジョセフ・ショーメ 1900年頃
宝飾品って、アートの知識がなくても一目で「綺麗~~」と楽しめて良いですね!!! 眼福・おススメです
併設のCafe1894 では 展覧会タイアップデザート を提供しているほか、アフター5女子割等もあるので 気になっているかたはぜひ~
アフター5女子割
第2水曜日17時以降/
当日券一般(女性のみ)1000円
※利用の際は「女子割」での当日券ご購入の旨お申し出下さい。
8月13日(月)は特別開館&プリンセスデー!プリンセスコスチュームでご来館の小・中学生は入館料が無料となります。
ショーメ 時空を超える宝飾芸術の世界—1780年パリに始まるエスプリ
会期:2018年6月28日~9月17日
会場:三菱一号館美術館
住所:東京都千代田区丸の内2-6-2
電話番号:03-5777-8600
開館時間:10:00~18:00(金、第2水、9月10日~13日 〜21:00)
休館日:月(7月16日、9月10日、17日、トークフリーデーの7月30日、8月27日は開館)
料金:一般 1700円 / 高大生 1000円 / 小中生 500円
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