箱根に行ったときに 行ってみたかったラリック美術館に行ってみました。
ちょうど昨年ケネス・ブラナー版の映画「オリエント急行殺人事件」を見たので オリエント急行にも乗ってみることに
雪景色のラリック美術館 レストラン。
贅を尽くした本物のオリエント急行 でティータイムを楽しめる ル・トラン LE TRAIN
◆ 予約時間は初回10時、最終回16時(1時間毎/定員20名)
◆ 当日現地にての予約受付(電話での予約は不可)
◆ 所要時間 45分
◆ 料金 2100円(ティーセット付)
着いてからル・トランを予約して、待ち時間の間に美術館を鑑賞。
整理券が切符の形になっていて、車掌さん?がちゃんと切符を切ってくれます。
(自動改札になって「切符を切る」ことを知らない世代も増えているんだろうなぁ、、とすでにノスタルジー)
集合後、DVDで5分ほどの説明を見た後車内へ。これだけの車両を箱根の山を超え運んでくるのに苦労されたそう。
1929年、パリとフランス南部を結ぶルートとして開通したのが、「コート・ダジュール特急」です。
当初、ル・トランの車両は、この路線で活躍していましたが、やがて運行を休止します。その後、オリエント急行の路線で復帰を果たし、2001年まで現役で活躍し続けました。そして2004年4月、最後に箱根へとやって来たのです。
ノスタルジー イスタンブール オリエント急行ブルマン4158
ルネ・ラリックの装飾パネル「彫像と葡萄」
ラリックがこの列車の室内装飾を制作したのは1928年、68歳の時。
この1車両だけで156枚のガラスパネルが使われています
光あふれる車内
室内の木部分はマホガニー製。
2004年に来日したときに、テーブルランプは当時の設計図を元に修復。それ以外はほぼ変更なし、とのこと。
天井のランプ・シェードもラリックが制作 (フロスト加工)
布張りの椅子もかつてオリエント急行で使われていたものを使用。
椅子の幅は80cm もあり、ドアや窓から出せない大きさなので車内で職人さんが組み立てています。
乗客がクルーを呼ぶのに使った「呼び鈴」や
緊急時のブレーキも当時のまま。。
車両の説明を聴きながら 映画公開記念のチョコレートの焼き菓子とウインナー珈琲を頂きました(メニューは時期によって異なるそう)
行ったときは「オリエント急行殺人事件」パネル展を開催していました。
去年個人的にはまった セルゲイ・ポルーニンも貴族役で映画に登場、、美しかったな
美術館(別料金)では 企画展「ラリックの花鳥風月」を鑑賞。
「すずめ」という名前のラリックの室内装飾がかわいらしく、興味深かった。
美術館内では写真撮影できないのが ル・トランでは撮り放題でティータイムも楽しめ、短いながらも幸せな時でした♪
箱根ラリック美術館
〒250-0631 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原186番1
TEL:0460-84-2255
こんな所に、本物のオリエント急行があったのに驚きました。
そして、車内の装飾が素敵だったのが印象的でした。