夕陽亭にら屋

愛犬と安穏な生活

らーすけとチョコレート工場

2008-02-27 17:49:12 | 散歩道
昨夜の激しい雨は上がり、折からの強風で、地面は朝にはすっかり乾いていました。
1日振りの青空、紅梅も匂い立つようです。
「♪うめーはー、さいーたーか、さく~ら~は、まだかいな」
ご機嫌らーすけ君!
ちょっとちょっと!! ここに乗ってよ!
「なんですか? もう特訓はやめにしたんでしょ!?」
滑り台はね、もうしません。
でも特訓はやめるなんて言ってないもんね。
「なーんだ、やっぱりそんなことでしたか・・・」
でもこれは特訓じゃないですよ。
ちょっと上手に乗れるか、試してみただけ!
「このくらい、楽勝ですよ、じぶんでおりちゃうし!」
そっかー、なら次はもうちょっと難しいのをさがそうっと。
「きのうのお庭ですよ」
道路の向かい側、“私の庭、みんなの庭”です。
JR駒込駅と染井霊園の中間あたりに位置します。
名前のとおり、小さなお庭です。
東屋があり、池には金魚が泳いでます。
あんまり手の込んだ庭じゃなくて、木も適当に植わってる感じですが、のんびりできる、不思議な空間です。
豊島区が管理しているのか、町会が管理しているのかよく知りませんが、開いてるのは朝から夕方まで、休園日もあったりします。
「おばさんが行列してますよ! ずんちゃんもはやく!」
おばさんばっかじゃないですよ!
芥川チョコレート恒例の謝恩セールの行列です。
年に3回(2月、3月、4月)あり、いつもものすごい行列です。
入り口は本社ビルの向こう側だから、見えないところにまだ100メートルぐらい列が続いております。
この寒風の中、ご苦労なことです。
出てくる人は大きな紙袋を2つも3つも下げてるけど、そんなに買ってどうするんでしょうね・・・
私は並んだ事がないけど、そんなに安いのかな・・・?
「ボクもちょこれーとたべてみたいです・・・(しょんぼり)」
絶対ダメです、ワンコにチョコは毒ですからね。
「いいにおいがするんです」
染井霊園の近くに、芥川のチョコレート工場があり、そこでもセール同時開催です。
工場の周辺は、いつ通っても、とってもあまーい匂いが漂っておりまして、らーすけならずとも、チョコを食べたくなりますよ。
「ちょこれーとってどんなお味なのかなぁ?」
えっとね、甘くてね、とろーりとチョコの味なのよ。
「そんなんじゃぁわかりませんよ」
わからなくてよろしい。
どうせ一生食べられないんだから!
「じぶんはなんでもがつがつ食べるくせにー」
うん、いろんなものを食べるのは楽しみだからね。
だからって、生きてる間に食べられるものの種類なんてしれてるんだよ。
世界中には驚くくらいいろいろな食べ物があるんだから。
全部食べたがったって、食べつくせるわけじゃないんです。
無い物ねだりはやめて、らーすけはらーすけの食べられる物を食べればいいの!
「なんかよくわからないなぁ、ずんちゃんは何かがまんしてるんですか?」
私ですか?
私はナマコ(海鼠)です。
一生口にしないと決めてます。
あれを噛むのかと思うと気持ち悪くて・・・
どんなに美味しいか知りませんが、絶対食べません、一生です。
「それってがまんじゃぁないですよー」
そうか・・・でも一生食べないものだから、らーすけのチョコレートと似たようなものだよ。
まだある、熊の手とか、猿の脳みそ、雛になりかけてる鳥の卵!
「そんなものボクだって食べたくないですよ」
そぅお?
もしかすると、ものすごーく美味しいのかもよ~
でも絶対に口に入れたくないの!
「あーあ、ちょこれーと食べたいなーっと!」
この次は人間に生まれておいで~!