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ソフトテニス(軟式庭球)はマイナー?

2017-11-08 | 日記
ソフトテニス(軟式庭球)というと日本で生まれたテニス・スポーツのことを言いますね。
私もそうですが、誰もが中学、高校時代に一度は経験したことのあるスポーツだと思います。
現在、日本においては競技人口が54万人を数え、推定70万人の愛好者がいるともいわれています。
平成4年に国際化を図るため、100年以上続いた名称「軟式庭球」を「ソフトテニス」に改めました。



ルールは硬式テニスとかなり違いはありますが、代表的なものとして、カウントの仕方が違います。
ソフトテニスでは0,1,2,3(ラブ,ワン,ツー,スリー)と数えます。
硬式テニスの場合は0,15,30,40(ラブ,フィフティーン,サーティー,フォーティー)となります。

また、硬式テニスはシングルスとダブルスがありますが、シングルスに人気があります。
ソフトテニスもシングルスとダブルスがありますが、一般的にダブルスがメインになっています。

ソフトテニス・ダブルスの試合


ソフトテニスは一般的にも、愛好者の意識のなかでも、マイナー感が極めて強いのもまた事実です。
私もその一人で、現在は硬式テニスでプレーを楽しんでいます。
その理由として、以下のことが考えられます。
①オリンピック種目ではないこと
②日本国内にプロ選手が存在しないこと
③学校体育(中学、高校)が中心であること
④1980年代から急速に大衆化した硬式テニスに人気が移っていること

硬式テニスのプロツアーが行われる有明の森公園テニスコート(東京都江東区)


ソフトテニスといえば日本とアジアの一部というのが一般的な認識です。
しかし、日本ソフトテニス連盟によると、実際にはアジアだけでなく、全世界でプレーされています。
近年は特に欧州に積極的な普及活動が行われ、東欧を中心に定着しつつあるそうです。

ソフトテニスの国際大会では規模の大きい「四大国際大会」が開催され、ソフトテニス界の頂点を決めています。
(世界ソフトテニス選手権、アジア競技大会、東アジア競技大会、アジアソフトテニス選手権)

第13回世界ソフトテニス選手権(韓国で開催)


ソフトテニス(軟式庭球)の話、いかがでしたか。
ソフトテニスと言うと、中高生のやるテニスというイメージが強く、少しマイナーな感がありました。
しかし、現在は日本発祥のソフトテニスが広く世界に広がりつつあり、これからが楽しみでもあります。