原水爆禁止世界大会・閉会総会

2011年08月13日 17時08分43秒 | 日記

最終日、閉会総会が行われました。

核兵器禁止条約交渉開始求め 署名運動の大波を

原水爆禁止世界大会・長崎が閉会総会

「原発からの撤退」に連帯

 長崎に原爆が投下されてから66年を迎えた9日、長崎市内で原水爆禁止2011年世界大会・長崎の閉会総会、市が主催する平和記念式典がおこなわれました。世界大会の閉会総会には国内外から7800人が参加。青年・学生の参加が半数を超え、「核兵器全面禁止のアピール」国際署名の運動で、巨大な波をつくりだすこと、「原発からの撤退」を求める運動との連帯をよびかける決議「長崎からのよびかけ」(全文)を採択しました。

「私たちの運動が国連を動かしている」―。原水爆禁止2011年世界大会・長崎の閉会総会でおこなわれた「被爆国からの決意」で、こう発言した熊本原水協の中島絹子理事長。署名で訪問した自治体や各種団体の変化を報告し、秋の国連総会にむけて総力をあげて取り組むと表明しました。核兵器全面禁止条約の交渉開始を求め、運動を発展させる決意が会場にみなぎりました。

 「結婚、出産など人生のお祝いのとき、被爆者は苦しみ、不安に襲われる」と被爆の実相を証言した日本原水爆被害者団体協議会の木戸季市事務局次長。福島原発事故にふれて、核兵器と戦争、原発のない社会をと訴え、共感につつまれました。

 青森、岩手、宮城、福島、茨城の代表団がいっせいに登壇し、東日本大震災からの復興にむけた思い、原発事故の被害者に対する補償と賠償を求める決意を表明。アメリカ、ロシア、タヒチ、国際平和ビューロー、フィリピンの代表は、核実験などによる放射線被害の実態を告発、核兵器全面禁止にむけた運動の発展を誓いました。アラブ連盟のモハメド・エゼルディン・アブデルモネイム軍縮・戦略問題特別顧問は、「広島、長崎は世界の平和運動の基礎だ」として、「核兵器のない世界」をよびかけました。

 長崎に原爆が投下された11時2分、犠牲者を追悼し、黙とうしました。

 歌手のクミコさんが「INORI~祈り」を熱唱。参加者の感動をよびました。本当に素敵で感動しました!

日本青年団協議会の山中ちあき会長が連帯あいさつをしました。

 原水爆禁止日本協議会の安井正和事務局長は行動提起で、セルジオ・ドゥアルテ国連軍縮問題担当上級代表が、秋の国連総会に提出する国際署名を国連本部に展示すると語ったことを紹介し、「署名の大波を起こそう」とよびかけました。

その後、足立の代表団の一部は繁華街へ。昼食後、さっそく新婦人の高田会長をはじめ署名行動に遭遇。

一緒に合流し、足立の新婦人から参加した山中さんも飛び入り発言をし、署名に応えてくれた青年にしんぶん赤旗の購読をすすめていました。素晴らしいー!彼は大学で核兵器の問題、平和の問題を学んでいるということでよく話を聞いてくれ、見本紙も受け取っていきました。

空港へのバスに乗る前に記念撮影!

 バスの中で隣に座った青年としばしの交流。

彼は今年入社した会社の組合からの初参加で、3・11を体験して、今までと人生観が変わった中での参加と言っていました。

感想など聞くと「大会で言っていること、運動を起こして核兵器廃絶、原発を無くしていくことはまさに正論でそのとおりだと思ったけど、それをぼくら若い世代に伝えること、核兵器廃絶、脱原発の運動していくことは、若い人たちには受け入れられないんでは?と思った。僕が率先して受け入れられるやり方を考えていかなければいけないんだろうけど難しくて、若者に受けいられるやり方をどうすればいいのか?僕にもわかりません…」と。

私も自らの平和の思いなどを語り、「率直に感じたこと、思いを伝えることが大事なのでは、難しく考えないでまた来年も参加しましょう!」と言ったら「それはどうかわかりません」と言ってました。

でも彼がこの大会で学んだこと感じたことを一つでも二つでも語り広げてくれることが周りにも、そして彼自身の力になっていくと信じています。

私も語り伝えていく行動を続けていき、核兵器廃絶、原発からの撤退の運動の力にしていきたいと思います。

今年も若い世代の参加が多かったこの大会、今後に向けて大きな力になることを願っています!

足立の報告集会は9月3日(土)6時~ 教育会館です

 ぜひご参加ください!

また、私の地域でも明日8月14日(日)1時~3時 千住寿町北町・町会会館でおこないます!

気軽にご参加ください!