打ち切り・廃止・負担増続々…

2011年11月21日 21時19分44秒 | 日記

 11月1日に行われた議会運営委員会で、第四回定例会に提出される議案が明らかになりました。国でも次々と国民負担増が計画されていますが、足立でも追い打ちをかけるように、打ち切り・廃止・負担増が続々と…。足立の財政力は全国でも上位クラスで、ため込んだ基金は史上最高の1082憶円。それなのになぜこんなサービス切り捨てをしなければならないのでしょうか?第四回定例会での各党の態度が問われます。

鹿沼野外レクリエーションセンターを廃止!

 足立区は、那須・湯河原・伊豆高原の区民保養所を次々と廃止売却。山中湖・塩原林間学園も廃止しました。今度はついに鹿沼の野外レクリエーションセンターまで廃止するとしています。今でも夏休みは人気で予約も取れないのに「子どもの体験重視」方針に逆行しています。

生業資金貸付制度を廃止!

 さらには福祉部が「生業資金貸付制度」の廃止を言い出しました。この制度は、自公民区政になってから改悪し、住民税課税世帯が借りられなくしておきながら、「制度の役割が終わった」として突如廃止しようというものです。
 今、生活保護になる前のセーフティネットの拡充が求められている時で、他の金融機関の貸付などが受けられない業者などに貸し付ける生業資金のような制度の充実こそ必要な時に「廃止」を打ち出しました。

リサイクルセンターや都市農業公園の外部化

 また、リサイクルセンターや都市農業公園など、今まで手を付けていなかった分野も次々と外部化を行おうとしています。「指定管理者」という仕組みで完全外部化するというもので、事業内容なども事業者まかせ。区が環境清掃・公園での体験メニューなど企画内容にタッチすることもできなくなり、区民の声が届かなくなる懸念があります。

学校開放の有料化! 

 以前にお知らせした学校開放事業の有料化も、12月に急いで行おうとしています。しかも、当初は免除すると言っていた総合型スポーツクラブ加入サークルも有料化の対象に。もし強行されれば、ママさんバレーや野球・合唱など成人のサークルは現役PTAを除いてすべて有料になり、週1回利用で年間10万円前後の負担増になるサークルも予想されます。

介護保険料の大幅値上げ

 介護保険料も、12月に行われる地域保健推進協議会で大幅値上げの答申を出させようとしています。しかも異常なのは「値上げの中間報告」を出していながら、区民から意見を求めるパブリックコメントや公聴会は開催日時さえ決まっていないのに、答申する日にちだけは決めていたことです。「暗闇・密室で議論して強行」という姿勢は許されません!