1月20日、区議会「子ども施策調査特別委員会」で、子どもを抱いたママなどあふれる傍聴者が見守る中、区は
「調査をした結果、一定の地域でまとまった保育需要・待機児の状況があることがわかったので対応したい」
「地域は千住、梅田(西新井含む)、綾瀬で、認可保育園の増設を含めた対応を検討する」
「当初予算にも盛り込んでいく」
「25年4月開設を目指す」 と答弁しました。
これまで子育て中のママたちが中心となった「保育所つくってネットワーク」や「足立の保育を考える会」などが陳情を提出し、6800名を超える署名を集め、シンポジウムの開催やアンケートを集めるなどして区との懇談、議員要請、街頭宣伝などをくりかえし行ってきました。
運動の前進と、議会で唯一「認可保育所増設」を求め続ける日本共産党区議団の論戦で、「認可保育園はつくらない」という頑なな区の姿勢を変え、「認可保育園は大規模開発地域に限って」と変化させ、さらに今回の具体的な増設計画の答弁を引き出しました。
同時に、待機児解消には3つの認可園だけではまだまだ足りず、区が「大開発地域だけ」に限る姿勢を変えていないことから、引き続き、認可保育園増設を柱とした待機児解消対策と保育の充実をめざして運動をすすめることが求められています。また、今日政府が発表した保育制度そのものを破壊する「新システム」に反対するたたかいもますます重要になっています。
保育所つくってネットワークなどの運動と区議団の議会論戦が区政いを動かしました
私もみなさんと一緒に、これからも要求実現の運動で、区政を動かすためにがんばっていきます