8月22日、文教委員会が開かれ、23区で一番高い低所得者の保育料を無償化するため、足立区子育て支援サービス利用者負担適正化審議会を開催し、低所得者層への教育・保育施設利用者負担の無償化の検討を行うと報告がありました。以下、要旨を報告します。
区は国が進める幼児教育の段階的無償化をふまえ、子育て支援サービス利用者負担適正化審議会を開催するとしています。
●審議会委員の構成は
学識経験者、区議会議員、区内関係団体の代表、公募による区民、区職員などから20名以内の委員をもって構成するとしています。
●今後の方針としては
平成29年8月下旬委員選出、区民委員公募選考9月中旬まで~9月下旬教育委員会定例会で審議会への諮問内容と委員の決定を行い、10月中旬審議会開催、審議会へ諮問
●平成30年1月審議会から答申を受けるとしています。
文教委員会では日本共産党はこの審議会でどのような方向性をもってすすめるのか、質問しました。
区は「区議会の質問等で低所得階層(BC階層)の保育料が他区と比べて高いので是正するよう求められた。こどもの貧困対策の上からも低所得階層の保育料を無償化していく」と答弁しました。
まさに、3月区議会に共産党区議団が予算修正でしめしたことが実現することになったものです。
審議会には、議会選出の議員もいますが、自民・公明の議員のみです。もともと23区で一番高い保育料になった原因は、自民党議員などの主張によるものです。 審議会での各党の態度、どういう答申が出されるかなどが問われます。
審議会はだれでも傍聴できます。ぜひ傍聴してください。また、区民のみなさんのご意見・ご要望をお寄せ下さい。
今朝は地元の千住大橋駅でご挨拶。いよいよ総選挙、期待の高さを感じます!
でも10月21まで第三回定例区議会。しかも10月3日から12日まで決算特別委員会。
選挙と議会を同時に行うなんて、どっちも手を抜けない真剣勝負!