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Naoの誰でもわかる!英語の話

英語を勉強している人へ、面白い、ためになる話し、知識・情報などを、誰もがわかるように書いていきます。

問答シリーズ 2「英語の語順が超わかんないんですけど〜」

2020-04-22 | Weblog
Question 2: 英語の語順が超わかんないんですけど〜(嫌になっちゃう!)

Naoki: あ、なるほどね〜、ゥウン!日本とは違いますよね〜。でもどう違うのか…。何か文章ひとつ考えてみましょうか。そうですね〜、例えば…「昨日ゆうこちゃん(誰?)に駅の前で会ったよ」っていう文にしましょうか。この文、英語だったらどうなるかな?

Bさん: え〜と。え、誰が主語?あ、自分か。だから、まずIから始めるのね。

Naoki: そうですね。日本語は主語がない(subjectless)文も文法的(grammatical)なんですけど、英語は主語が必ずなければダメ!(覚えておくこと!)続けて、続けて。

Bさん: なので〜、I yesterday Yukoに…駅の前?あ、in front of …station…会っただから〜metか。ということは〜I yesterday Yuko in front of station met her?あ、なんかおかしいかも?

Naoki: かなりおかしい…。英語の語順は、いつもこうなります。
『何か(誰か)が+どう(動)する+何かを+いつ、どこで、どのように』
つまり、いつも主語が始めに来て、その後に動詞、そして、いわゆる、目的語(するんだったら何をするのかを言う)、そして、その後に、いつ、どこで、どのように、とか言って、後必要な情報を足すわけですね。

Bさん: なるほど…。いつも、誰が、あるいは、何が、から始めて、その後に動詞、何をしたかを言って、その後に必要だったら、そのしたことを言って、そして〜あと言いたい情報を言えばいいわけね。

Naoki: お見事!!すっばらしい!

Bさん: なんか、バカにしてます?

Naoki: …いえいえ。で、そうなるとさっきの文はどうなるの〜かな?

Bさん: ん…あ、そうか。だから〜。
I met Yuko yesterday in front of station…?
Naoki: おっし〜い!

Bさん:やっぱ、バカにしてます?

Naoki: いえいえ…。I’m sorry…. ほとんどいいですよ。でも、まずyesterdayは文の一番最後に置きましょうか。なぜって?それは特に強調する必要のない情報なので、その場合は、意味のつながりが強いものを先にちゃんとつなげておいて、そして、後で言えばいいわけだから、かな?

Bさん: つまり、駅の前で会った、がつながっているから?

Naoki: そういうことです(^^)。

Bさん: じゃあぁ〜こう?
I met Yuko in front of station yesterday.

Naoki: 99%オッケー!あとは、stationに何かをつけましょう。

Bさん: 何かをつける?あ、aとか、theとかいうやつね。

Naoki: ピンポン!

Bさん:やっぱ、バカにしてる!

Naoki:(おっと…)いや、そうじゃなくて、Joke, joke. では、どちらを付けるのか…。答えはtheです。the は、その後の名詞を限定する、特定する意味を持つので、話し手は、聞き手がその場所を知っていると思ってる場合は、theを使う。でも、聞き手がその駅がどこかわからない、ってことになると、聞き手は、きっと、What station?って言うでしょうね。

Bさん: じゃあ、もし、a station って言ったら?

Naoki: その場合は〜「実はゆうこちゃんと、ある駅で会ったんだ〜」って意味になるかな。つまり、聞き手が知らないと思って、なぞをかけるような感じになるのね。

Bさん: あ、なるほどネ。ということは〜これでいいわけね。
I met Yuko in front of the station yesterday.

Naoki: そう、それで満点で〜す。どうですか、わかってもらえたかな?英語の語順は、いつも、誰が、あるいは、何が、どうした(動詞を使う)、何を、を先に言って、その後に言いたい、必要な情報を、いつ、どこで、どのように、とつなげる、というわけです。どうです?簡単でしょ?まず、その語順を常に頭に入れて文を作ること。それが「英語の頭」を作る第一歩です。それさえ忘れなければ、ネイティブに「さっぱりわかんない〜(I have no idea what you are talking about.)なんて言われることはありませんよ、ホント。

Bさん: ホントに〜?

Naoki: (あ、疑ってる。嫌な感じ…)ホントですよ。Promise! じゃ、今日はこのくらいにしておきましょう。何か、今日はしんどかったな〜。

Bさん: なんか言いました?

Naoki: いえいえ。Nothing. I had a very good time today. Bye! (ふ〜。)

(End of Story)

問答シリーズ1「文法って何?」

2020-04-22 | 英会話
Hello, guys! 皆さん、しばらくのご無沙汰でした。またまたその後何も書かなくてすみません…(ペコリ)。いろいろ英語の勉強について深く考えるなか、前に書いた記事を見直していたら、面白いものを結構書いてたな〜と思うとともに、英語に関する素直な質問ってあるよな、と、またまた思うに至りました。そこで、今回前に書いた記事(相当前です)を見直し、多少修正を加えて、再度アップすることにしました。皆さんの英語レベルによっては、易しすぎる、たいして勉強にならないものもあるかと思いますが、会話(問答)形式になっているので、面白く読んでいただけるのではないかと思いますので、一読してもらえると大変うれしいです。「前に読んだことある」と言う皆さんも、とりあえず一読ください。また何か新たな発見があるかも(ないかも)…それも、読んでもらえればわかりま〜す。ではでは、(英語に関する)問答編シリーズの始まりで〜す!Hope you will enjoy it!

Question 1: Grammar(文法)ってなんですか?

Naoki: 読んで字のごとし。文のルール(規則)です。私達が日本語を話して、話している相手にこちらが言っていることを理解してもらえたら、その言ったことは、文法的(grammatical)だったということになり、その文は正しい規則(ルール)に基づいて作られた文ということになります。

Aさん: でも、そんな規則勉強したことないけど?

Naoki: そうですよね〜、学校で日本語の疑問文の作り方なんか学んだことないですよね。基本的に母国語の文法(grammar)はその言葉を使って育っていく過程で自然と学びます。だって、もし間違ったことを言ったら、そう、例えば、「あ〜、お腹すいた。ご飯にちょうだい。」って言ったら、お母さん何て言います?「ご飯にちょうだい、じゃなくて、ご飯をちょうだい、でしょ。」とかネ。だから、使っていく中で自然と正しい規則を学んでいくわけです。私達の頭の中には、それはそれは複雑な日本語の規則がいっぱい一杯詰まっているわけです。

Aさん: まあ、なんと賢いこと!(たしかに…)

Naoki: でも、それが英語になると、使う機会はない。話す機会がない、あるいは、少ないわけですから、誰からか間違いを指摘されることもない…。つまり、自然と学ぶ機会がないわけです。でも、英文を作る(話す)ためにはその規則を知らないとできない。ということで、私達は少しずつ、少しずつ、その規則を学ぼうと努力するわけです。そして、それを学ぶにあたってはその学んでいる規則に係わる名前が一つずつ付くので(〜構文、動名詞、関係代名詞等)、その言葉のせいで余計にわけがわからなくなり、その結果、文法大嫌い、英語苦手人間がたくさん出てくるわけです。

Aさん: 同感!

Naoki: でもね。日本語と同じで、別に先生じゃないんだから、規則を説明できなくても英語はできるようになるんですよね。要は、英語を話して(書いて)、それを聞いた(読んだ)人がその意味を正しく理解してくれたら、それでいいわけです。ということは、正しい英文を理解して、頭に入れて、それを相手がわかるタイミングで出せばいいだけってこと。結論。文法とは、言葉を正しく作るための規則であり、それは、その言語を母国語として話す人達(ネイティブ)の頭の中にある。私達が英語の文法を理解するということは、ネイティブの頭にある規則、その言語体系を、新しい言語体系として自分自身の頭の中に構築することである。あ、最後はちょっと難しくなったかな?

Aさん: あ、ばかにしてません?それくらいわかりますよ。しかも、そんなこと、結構分かり切ったことじゃないですか〜?

Naoki: う〜ん、まあ、そう言えばそうなんですけどね〜、でもこれが結構大事なんですよね。後でその事がわかると思いま〜す(だったらいいんだけどな〜…ま、いっか。)

(End of Story)