表現72)You cannot back out of it now.(いまさら逃げるなんてできないよ)
「え?back は動詞じゃないんじゃないの?」ってですか?その質問、すっごく当然だと思います。でも、実はbackには動詞もあって、日常よくこういう使い方するんですよ。基本的な意味はそのまま…つまり、戻る、バックする…ですが、それが動詞として使われます。ですから、文脈によって、「戻る」「後ずさり(後退)する」「もとに戻る」「止める」「引き下がる」「撤退する」「逃げる」「避ける」みたいな意味になります。
しかし、その意味でbackという動詞が使われる時には、必ずその後にoutが付いて、back out という形で使われますので、覚える時には、back out で覚えておきましょう。え?その後に来る言葉(前置詞)は何か?はい、もし、その後に何か「止める」「避ける」等をしたい具体的な対象が来た場合は、of を使って、back out of (~から逃げる、撤退する、引き下がる…)にするか、onを使って、back out on(~を(において、に関して)止める、後退する…)にするか、そのどちらかだと覚えておいてください。もちろん、そのどちらも付かす、ただ、Don’t back out!(引き下がるなよ!)みたいに、文脈まかせでその内容を言わないこともありまので、念のため。
説明は…こんなところかな?ややこしくはないですよね。では、今回の表現が使われる会話をみてみましょう。Jerry とTomは友達で、Tomはちょっと前にJan(ジャン)と別れたばかり。さて、どんな会話になるのやら…Here you go!
Jerry: Are you going to Sally's birthday party?
(サリーの誕生パーティに行くの?)
Tom: Yeah, surprisingly, she invited me.
(ああ。びっくりしたことにさ、彼女から招待されたんだ)
Jerry: Do you know Jan is coming to the party?
(ジャンがパーティに来ること、知ってる?)
Tom: What? My ex(-girlfriend)?
(何て?僕の前のガールフレンドのかい?)
Jerry: Right. Something seems to be happening here.
(そう。何かありそうだよな)
Tom: We had a big fight about money and I don't want to see her. I will back out on the party.
(おれ達、お金のことで大げんかしてさ。だから、彼女には会いたくないんだよな~。おれパーティ、やめとこ)
Jerry: No, you cannot back out of it now.
(だめだよ。いまさら逃げるなんてできないよ)
Tom: Why not?
(どうしてさ?)
Jerry: Well, I promised to Sally that I would take you there without fail.
(いやね。おれさ、サリーにおまえを間違いなく連れて行くって約束したんだ)
Tom: I got it. You got some kind of deal with her, didn't you?
(わかったぞ。おまえ、彼女と何か取引したな?)
Jerry: You can say that. So, I cannot back out of it. Sorry, Tom.
(そうとも言えるかな。だからね、おれとしても引き下がるわけにはいかないわけよ、トム)
Tom: Jerry, please…
(ジェリー、頼むよ…)
ま、男同士の友情はこんなものでしょう。特になんらかの利害がからんだ場合はね。え?僕たちは違う?それは…友情、それとも?あ、すみません。余計な話でした…。今回の表現、back out (of/on)、使ってみてくださいね。あ、でも、この表現、自分から使うのはなかなか難しい…かな?あ、でも、こんな風に使うこともできますよ。参考にしてくださいね。
I am going to back out on the plan to go to Europe. I am going to Korea, instead.
(ヨーロッパに行くって計画には乗らないことにするよ。そのかわり、韓国に行ってくるんだ)
では、今回はこの辺で。See you again soon in the next interesting story. Good-bye, everyone. Nao
「え?back は動詞じゃないんじゃないの?」ってですか?その質問、すっごく当然だと思います。でも、実はbackには動詞もあって、日常よくこういう使い方するんですよ。基本的な意味はそのまま…つまり、戻る、バックする…ですが、それが動詞として使われます。ですから、文脈によって、「戻る」「後ずさり(後退)する」「もとに戻る」「止める」「引き下がる」「撤退する」「逃げる」「避ける」みたいな意味になります。
しかし、その意味でbackという動詞が使われる時には、必ずその後にoutが付いて、back out という形で使われますので、覚える時には、back out で覚えておきましょう。え?その後に来る言葉(前置詞)は何か?はい、もし、その後に何か「止める」「避ける」等をしたい具体的な対象が来た場合は、of を使って、back out of (~から逃げる、撤退する、引き下がる…)にするか、onを使って、back out on(~を(において、に関して)止める、後退する…)にするか、そのどちらかだと覚えておいてください。もちろん、そのどちらも付かす、ただ、Don’t back out!(引き下がるなよ!)みたいに、文脈まかせでその内容を言わないこともありまので、念のため。
説明は…こんなところかな?ややこしくはないですよね。では、今回の表現が使われる会話をみてみましょう。Jerry とTomは友達で、Tomはちょっと前にJan(ジャン)と別れたばかり。さて、どんな会話になるのやら…Here you go!
Jerry: Are you going to Sally's birthday party?
(サリーの誕生パーティに行くの?)
Tom: Yeah, surprisingly, she invited me.
(ああ。びっくりしたことにさ、彼女から招待されたんだ)
Jerry: Do you know Jan is coming to the party?
(ジャンがパーティに来ること、知ってる?)
Tom: What? My ex(-girlfriend)?
(何て?僕の前のガールフレンドのかい?)
Jerry: Right. Something seems to be happening here.
(そう。何かありそうだよな)
Tom: We had a big fight about money and I don't want to see her. I will back out on the party.
(おれ達、お金のことで大げんかしてさ。だから、彼女には会いたくないんだよな~。おれパーティ、やめとこ)
Jerry: No, you cannot back out of it now.
(だめだよ。いまさら逃げるなんてできないよ)
Tom: Why not?
(どうしてさ?)
Jerry: Well, I promised to Sally that I would take you there without fail.
(いやね。おれさ、サリーにおまえを間違いなく連れて行くって約束したんだ)
Tom: I got it. You got some kind of deal with her, didn't you?
(わかったぞ。おまえ、彼女と何か取引したな?)
Jerry: You can say that. So, I cannot back out of it. Sorry, Tom.
(そうとも言えるかな。だからね、おれとしても引き下がるわけにはいかないわけよ、トム)
Tom: Jerry, please…
(ジェリー、頼むよ…)
ま、男同士の友情はこんなものでしょう。特になんらかの利害がからんだ場合はね。え?僕たちは違う?それは…友情、それとも?あ、すみません。余計な話でした…。今回の表現、back out (of/on)、使ってみてくださいね。あ、でも、この表現、自分から使うのはなかなか難しい…かな?あ、でも、こんな風に使うこともできますよ。参考にしてくださいね。
I am going to back out on the plan to go to Europe. I am going to Korea, instead.
(ヨーロッパに行くって計画には乗らないことにするよ。そのかわり、韓国に行ってくるんだ)
では、今回はこの辺で。See you again soon in the next interesting story. Good-bye, everyone. Nao