nobutaと南の島生活in沖縄本島the Third

食べ歩き専用ブログの第二章。元ブログは『nobutaと南の島生活in沖縄本島リターンズ』その前は『のぶたと南の島生活』❗

超久々の再訪で『キムチそば』を食べた・・・和喜川屋(知花)

2023年03月20日 | 沖縄食べ歩き

nobutaは沖縄市に2度ほど住んでいたことがあります。
平成8年から16年、平成19年ですが、最初の時代に池武当から嘉手納向けのサンシーを越えた集落内にある「和喜川屋」さんという沖縄そば屋さんに出会いました。
当時は、今ほど沖縄そば専門店も多くなく、また、中部で「当時那覇で一世を風靡していた亀浜製麵」を使う沖縄そば屋もなかった時代です。

新しくオープンしたパーラー然とした「和喜川屋」さんは、お洒落な陶器を使った「沖縄そば」さんで、子供が幼い頃は、家族で何度も利用していた記憶があります。
沖縄市から転居してから再訪したことはなく、今回、20年ぶりくらいにランチタイムで利用してみました。
お店は、今では「沖縄そば」もありますが、安くて美味しい定食が大人気の定食屋さんというイメージが強いお店となっていました。店内も外観も、オープンから20年以上が経過し、同じように年を取っていました(笑)
お客さんはひっきりなしで、回転率は凄いっすね。











メニューを見ると、令和4年度に値上げを敢行したそうですが、それでも強烈な安さです。
メニュー表も年季が入っており、内容は写真でご確認ください。
主なメニューでは、そばセット、味噌汁セット、ゆし豆腐セットが各750円、定食系は600円~650円、沖縄そばはノーマルが500円、その他も600円くらい。
これって強烈に安いです。
周りのお客さんは、沖縄そば系統よりも定食系を注文されていましたね。
メニューを見て「ほうれん草炒め」600円が食べたくなったのですが、最初から「そば」を注文しようと思って訪問したので、変わり種の
 キムチそば 650円
を注文しちゃいました。
でも、これ・・ミスです。
なぜなら、キムチらしさがないキムチそばだったからです。それが最初の写真、アップがこちらの写真。

軟骨ソーキ1枚、三枚肉1枚、玉子、そしてメインのキムチ???
キムチというより白菜。白菜もシャキシャキといえば聞こえが良いのですが、「生?」って思うくらい・・キムチの所在が分かりません。
確かに、出汁は「キムチ」風味です。
う~ん。なんか想像とは違う「キムチそば」っすね。
これは、三枚肉そばや軟骨ソーキそばの方がシンプルで良かったですね~。
キムチそばの出汁からも鰹出汁のベースが美味しいであることは感じ取れましたからね。
次回訪問する時は、「ほうれん草炒め」を注文するべしと忘れずにいようと思います。
ご馳走様でした。

沖縄市知花4-15-36

もとぶ熟成麺の『かけそば(素そば)』と沖縄天ぷらのお店・・・宮里屋(我部祖河)

2023年03月20日 | 本部今帰仁食べ歩き

チェーン展開している沖縄そば屋の老舗といえば名護市我部祖河にある「我部祖河そば」さん。
その本店近くに「沖縄そば」と「天ぷら」を取り扱うパーラーがあります。お店はすーじ道に入った場所にあるので、目立たせるために我部祖河そばのある通り沿いに「もとぶ熟成麺」の幟が連なっています。
「もとぶ熟成麺」といえば、今では本島南部豊見城市の「ウミカジテラス」にあるお店しか思いつきませんが、もともと1号店は、本部町の「まーす家」でした(今はなくなっていると思います)。
1月某日、今帰仁に行った帰り道に「もとぶ熟成麺」の幟を見かけたnobuta。
余りにも珍しいので車をUターンさせて、幟を出しているお店に向かうと、パーラー然とした「宮里屋」さんに辿り着きました。







営業時間は、11時~14時半、16時~20時半で、夜は60分1,500円で飲み放題をやっています。
こんなところで飲み放題があるのは、近隣の方にとっては(飲兵衛にとっては)嬉しいことでしょうね。
パーラーは、母屋の方に4人掛けテーブルが2卓、入口の外にカウンター席があり、面白いことに母屋の傍にプレハブが設置され、プレハブ内に2人掛けテーブル1卓、6人から8人くらいの座卓がありました。どうやらプレハブが夜飲み用の場所という感じです。



ランチメニューをみると
 かけそば 400円
 かけそばセット 600円
となっており、かけそばが、いわゆる沖縄そばの「素そば」に当たります。
セットは、沖縄天ぷら1個とぶためしorじゅーしーが付きます。
天ぷらは、魚、もずく、いかなど5、6種類あり、それから自由に選べるようです。
ぶためしは、ガーリックバター風味と書かれているので、謎過ぎて興味が沸きます(笑)
また、かけそば用にトッピングが存在し、
 三枚肉
 とろとろ軟骨
 もやしニンニク
がそれぞれ300円で追加できます。
nobutaがかけそば+三枚肉を選択、妻はセットをチョイスしました。
セットは、冒険ということで「ぶためし」を選び、天ぷらは魚にしました。
セットの写真が最初になります。アップがこちら。





まず、謎の「ぶためし」ですが、強烈な・・もう、恐ろしいくらいのガーリックバター風味(笑)
なんといっていいのか分からないくらい強烈な料理で、素直に「じゅーしー」を選ぶのが得策です。
病みつきになる人もいるかもしれませんが、なかなかハードルが高そうです。
かけそばは、天ぷらの天かすと葱、玉子が入っているので、「素そば」は言い過ぎかもしれません。
nobutaが注文した三枚肉プラスの写真がこちらになります。



写真のビジュアルのとおり、三枚肉はどでかいのですが、沖縄そばで見かける甘煮された三枚肉とは趣が違います。
簡単に良い表すと、福岡の焼鳥屋で見かける「豚バラ」と同じような感じ・・つまり焼いた豚バラが、カットせずに乗っかっている状態です。沖縄そばに合うのか・・といわれると、nobutaは合わないと思います。ただ、凄いサイズ感なので、じゅーしーなどの米との相性や、ビールとの相性は良いのではないでしょうか。
このどてかい三枚肉が2枚付いて300円+・・700円の沖縄そばになります。
お店のウリは、間違いなく「もとぶ熟成麺」だと思うので、熟成麺についての印象は、もっちりした太麺で鰹出汁に良く合います。特徴があるので、好きな人は好んで食べたくなるような麺です。
なかなか、県内でもお目にかかる機会が少ない麺なので、沖縄そばを食べ歩く人には「ウミカジテラス」以外にも巡り合えるという意味で良いことだと思いました。
とにかく、ガーリックバター風味のインパクトが強すぎて、純粋に沖縄そばに特化したことが書けないっすね(笑)
「ぶためし」・・良くも悪くも凄い料理でした。ご馳走様でした!

名護市我部祖河95-3