以前に、この番組で、甲斐バンドの「ダニーボーイに耳をふさいで」が取り上げられた時は
その「歌の小部屋」のコーナーだけを聴いたんですが
今回は、放送開始からスキップすることなく聴かせて頂いて
色々と思うところがありましたので「おまけ」という形で書かせて頂きます
例えば、リスナーの方から「人生初の大河ドラマ」を体験なさったという投稿があり
パーソナリティーの馬場俊英さんが、コロナ禍になって
「自宅で過ごす時間が増えたから」説を提唱されると
ラブリーパートナーの塚越隆史さんが「大河ドラマはコロナ関係なくない?」と返されたんだけど
馬場さんは「あるんですよ!僕もなんですから(笑)」と
甲斐さんが推していらした「青天を衝け」から大河デビューなさったことを明かされ(笑)
塚越さんは「だって、馬場さんの場合は(コロナ禍で)ライブがなくなって、日曜日とか家にいるから…
あっ、この(投稿者の)人もミュージシャンだ!(笑)」とナットク(笑)
「鎌倉殿の13人」を「頼朝、キライやわ~!」と叫びながら(笑)ご覧になっているとの内容に
馬場さんが「わかる~!」と同意され、塚越さんも
「佐藤浩市(さん演じる上総広常が)殺された時でしょ!
佐藤浩市、観てるのが楽しかったのに…」とおっしゃったり(笑)
馬場さんが「(菅田将暉さん演じる)義経は、キャラがパーッと突き抜けたキャラなんで
『気持ちいいな』と思って観てるんですが、ナンか、この先アヤシイ感じで…
(『そうですよ、歴史的に判ってますけどね(笑)』と塚越さん(笑))
僕も気になっちゃって…一応、史実に沿って展開するんでしょ?
ウィキペディアで…詳しく歴史を…そんなに詳しくありませんので
もう1回、ウィキペディアで、人物のトコ遡っちゃって
『ああ、こうなるんだ…』と思って…」と食いつかれたりなさっていたんですが
一説によれば…「今回の三谷幸喜脚本だと、登場した時より
グッと好感度を上げてから死なせるパターンが多いので
キャラクターが、人間味を見せ始めたらヤバい!」んだとか…(笑)
まあ、確かに、その方が視聴者に衝撃を与えますもんねぇ…(苦笑)
もっとも「ナレ死」の方もおられるから、最後に「見せ場」があるのは
いわゆる「ひとかどの人物」だったってことなんでしょうけど
広常の壮絶な最期から一転、義経は、無二の相棒である弁慶が
全身に矢を受けながらも果敢に戦っている姿を
「おお~!やってる!やってる!(笑)」と笑いながら眺めているという突き抜け方だったし
一口に「史実に沿って」とは行かないようです(笑)
それにしても、ついに、その頼朝が亡くなり
前回は「もうちょっと増やしとくか?」などと超コメディータッチで(笑)
新たな「13人」が決まって、いよいよ!となって来たものの
主役のはずの北条義時(小栗旬さん)は、相変わらず、ムチャ振りされたり
周りの人間の事件に巻き込まれたりと
「麒麟がくる」の明智光秀のごとき「狂言回し」的な役どころだし
初恋の女性と、ようやく結ばれたかと思ったら、その幸せは長くは続かず
ナンとなく成り行きで?再婚して、それなりに幸せそうではあるものの
時折、非情な一面が垣間見えたりするとはいえ
基本的に、あの生真面目な性格で、どうやってこの先、鎌倉時代の「仁義なき戦い」に挑んで行くのか?
それとも、これまで通り、ただただ巻き込まれて行くのか?少々心配です(苦笑)
それはともかく…「大河…大河…」「大河&ドラゴン」「アイ・オブ・ザ・大河」…と
オヤジギャグに走られたトコで(笑)「あっ、懐かしいなあ」と馬場さん
塚越さんが「『アイ・オブ・ザ・タイガー』って
映画の『ロッキー』の(テーマソング)…」とフォローなさると
「ああいう、ナンか、あのー、あれ…ハードロックって言っていいんですか?
…のヒット曲って、メロディーがすごくイイんだよね」とおっしゃって
塚越さんも「そう!美メロですよね、超美メロ!」と返されていたのを聴いて
ボクは、甲斐さんが「The Covers」で…
「宮本(浩次)くん率いるエレカシって、パンキッシュで
非常にパワフルなバンドイメージあるんですけど
意外と実は、そうじゃなくて、メロディアスな曲も多い」…と話されていたのを思い出し
奥さんは奥さんで、やはり甲斐さんが…
「『ゴッド・ファーザー』みたいなハードボイルドな内容の映画には
美しいメロディーのテーマがよく似合う」と おっしゃっていたことを思い浮かべていたらしい(笑)
ただ、そのあと…「行けますか?」「『サバイバー』?あれ…」
「サバイバーの『アイ・オブ・ザ・タイガー』」とホントに曲が流れたことにビックリ!(笑)
だって「大河」か~ら~の「アイ・オブ・ザ・大河」ですよ?(笑)
収録前に、オンエアーする曲をお決めになってないのかなあと…?(笑)
それから…「楽器やる人は基本細かい」ので
「全国旅するバンドマン」は「楽器を車に積み込むのが上手い」とか
「90年~2000年にかけて『ボーヤ』的な人(ローディ)が付いてる人が減っていて
スタジオミュージシャンは、みんな自分で楽器を運んでる」…といった話題を経て
「歌の小部屋」のコーナーとなり、その「ビューティフル・エネルギー」が終わると
馬場さんが、ご自身のコンサートの告知をなさったんですが
塚越さんが「ナンか、ちょっと(コロナ禍前の状態に)戻って来た感じありますよね」とおっしゃると
馬場さんは「そうねぇ…そうなんですかね?でも、少しずつ、こう…計画を立てて、ね?
また、お客さんの色んなご都合や事情があると思いますんで、動ける人はね
(『そうですね、慌てなくていいので、まっ、そろそろ行ってみようかなって方は是非ね』と塚越さん)
ハイ、そうですね、対策を行いながら、コンサート開催しております」
…と「まずは、やってみよう」という感じでいらっしゃいました
冒頭の「お家時間」が増えたという話題を受けてのこの告知や
今年は3大フェスが全て開催される予定とのニュース
甲斐さんが「マスクをしてたら、少しくらい声を出してもいいんじゃないかと
ACPCに働きかけている」と話されたことなどが相まって
いよいよエンタメ業界も本格的に動き始めるのかなあ?と思う一方で
少し前に、ちょっと気になった「モヤモヤ」が再燃…(苦笑)
それは、6月30日に自民党本部で行われた参議院選挙の決起集会について…
「音楽業界4団体(日本音楽事業者協会、日本音楽制作者連盟
コンサートプロモーターズ協会、日本音楽出版社協会)の代表も訪れ
激励と共に全員で『勝つぞー!』コールを行った」…と記されたニュースで
出馬を表明された今井絵理子さんと生稲晃子さんの後ろで、その4団体代表の皆さんが
右手の拳を握りガッツポーズをなさっている写真が添えられていたんですが
コンサートプロモーターズ協会(ACPC)の中西代表のお姿を見つけて、奥さん愕然…(汗)
日本音楽事業者協会代表の方が…
「お2人の素晴らしいスピーチを聴いて、我々4団体安心しております
日本のエンターテイメント自体、もっともっと政治の力をお借りしていかなければなりません
お2人は、10代から長きに渡り活躍されて来られました
私たち現場の声を反映して頂いて、太いパイプになって頂ければと期待を寄せていた」
…とコメントなさったことも掲載されていて
まあ、確かに、感染防止対策など運営上のガイドラインを決定したり
給付金などの救済措置を行ったりという「政治の力」を必要としているとはいえ
ある個別政党の、それもタレント議員候補の激励に馳せ参じるとは…とのガッカリ感は拭えず…(汗)
我が家が、このニュースを知った直後、うじきつよしさんが…
「諸先輩方はこんなことになってますが
少なくとも自分の周りの音楽を愛するバンドマンは、ご遠慮させていただくと存じます」と呟かれ
その後、ネット上では「音楽業界4団体による
今井絵理子氏と生稲晃子氏の支持表明への抗議」に賛同なさる方が多数となってました
また、松尾潔さんの参議院選挙についてのご意見を目にされたらしき方々が
「ラブソングばかり作って来た松尾さんでも、政治の話をするんですね」とか
「踏み込みましたね」「お立場は大丈夫ですか?」といった具合に心配なさったみたいで
松尾さんは「この数週間、どれだけ言われて来たか…そのたびにこう答えて来ました
ヤワなラブソングをもっと作り続けたいからこそ話してるんですよ
わかっていただけると嬉しいです」と返されていて
音楽業界と政治は無縁ではないし、その政治の在り方には当然、様々な意見があるとはいえ
代表の皆さんの関わり方は、納得の行くものではないですよね