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引揚記念館その1(2018日本海14)

2018-11-06 | 日本海

 

 

西舞鶴駅前の観光案内所で、この手形を購入した。バス乗り放題チケット1000円也。 

 高校生と二人でやってきた。この町での私の目的はここだけ。でも、不便な場所にありました。東舞鶴までバスで、そこからはタイミングのいいバスがありません。タクシーで走るのでした。 今年4月24日2期整備が完成しグランドオープンしたという記念館にやってきた。

 終戦の年の10月7日引揚第一船「雲仙丸」が釜山から陸軍軍人2100人を乗せて入港。戦争の歴史、1944サイパン島玉砕(7月7日)1945アメリカ軍沖縄本土に上陸(4月1日)など日を追っての事象、そして引揚げの歴史までが細かく綴られていました。 

 記念館をちらっと覗いてから、外回りを先にしようと引揚記念公園を歩きます。坂道の両側にこうして植樹された記念木が並んでいました。 

 

 

 

 

 

 引揚船から小舟に乗り換え、踏みしめた母国の土。その感慨はいかばかりであったことでしょう。

 復元された引揚桟橋の説明があります。昭和20年から33年まで延べ346隻の入港があったと書いてあります。 66万余人の引揚者と1万6千柱の遺骨を迎え入れたといいます。

 記念公園から写しています。当時の桟橋の様子が矢印のところにも復元されていました。記念館でその歴史を振り返り、ここに立って桟橋を眺める・・・引揚者やご家族の方々の想いは、あまりにも重く、私には計り知ることができません。

 

 

 「望郷慰霊の碑」 両手をあわせた祈りの形をあらわしており、異国の土となって帰国を果たせなかった人々の御霊を慰めるとともに、恒久平和への祈りを込めて建立された。との説明書きがあります。

 公園の丘の上から見る記念館。 

 これが何の鐘であったのか、記録がありません。記念館に電話してみた。戦後50年、もちろん引揚げ50年ともなった1995年(平成7)に作られたと教えてくれた。30分おきにこのカリオンがその音を園内に届けるのです。ともおっしゃった。 

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