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矢堅目の塩(2018九州no3)

2018-11-17 | 九州

 

 長崎の日の出は遅い。やはり教会の島を意識してか、夜には見えなかったおおきなステンドグラスがホテルの高いところにあった。 

 楽しいガイドさんだった。もう引退したOGですって。忙しい時に駆り出されるんですという。遺産登録されてから毎日が忙しいそうだ。ユーモアもいっぱい。さすがベテランとうなってしまう心地よさ。 

 ここの塩有名なんですって。 その製法について説明を受けます。彼は Facebook にこう書いている。・・・(前略)我が家の「手塩にかけた塩」を愛してくれる人がいる。うちの塩は、大量生産はできないし、重労働だし、体力的に身体は正直しんどいのかもしれません。私には、特に優れたものはないし、人より秀でたものもない。それでも私は、私にとって『塩屋』が天職だと思っています。(後略)・・・

 塩の結晶はキラキラ。 

 この窯で薪を燃して海水を煮詰める。一つの窯で4トンの海水、その出来上がりは35から40kgだと聞いた。いくつもの工程を経て2週間ほどで製品になるという。

 「海水はどこからとるの」と聞いてみた。きれいな海だ。このパイプで汲み取って近くの大きなタンクに貯水するようだ。 

 工房の隣にはこの物産館。塩をはじめ島の物産がいろいろ。塩とにがりの入ったソフトクリームを食してみた。塩味あまりなし。 

 

 島にある教会がずらっと並んでいた。 

 走るバスから撮影。1907年(明治40)完成「冷水教会」 隣に櫓、十字架の下のドームの中には鐘が見えた。

 遠くに教会。いっぱいにズームしてもこれまででした。 明治12年(1879)頃は集会所風だったという。明治43年(1910)完成した赤レンガ造りの「青砂ヶ浦天主堂」国指定の重要文化財だという。

  丸尾教会 1928年(昭和3) 創建、1972年(昭和47)に改修という。少し斜め撮りになってしまったけど、何とかカメラに入りました。 

 墓地があった。真ん中にドンと構えてるの「鉄川与助」という大工であり建築家のお墓だと聞いたつもりですが定かではありません。この方、長崎をはじめ九州各地で教会建設にたづさわった「教会建築の父」ともいわれる有名人だそうだ。 

 元海寺、前の写真で紹介した鉄川与助さんの菩提寺だという。この山門も彼による設計施工によって、大正13年(1924) に完成。ここも横に見ながら通過。

 海童神社。鳥居の奥に鯨のアゴの骨が使われているという。慌ててシャッター切りました。 

コメント
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