五島列島の教会を訪ねようと思い立ちました。ついこの頃世界文化遺産登録されたばかり。無数の島が散らばっている列島。土地柄宿泊施設も少ないようで、なかなかツアーが組めないそうだ。
出発前に旅行社から、こんな資料をもらっていた。長崎まで運んでくれたJALの乗務員さんからペタンシールをいただいた。搭乗していた4名の乗務員さんの出身地シール。話しかけてきたのは諏訪市出身のお嬢さん。私が長野県ってこと知っていたらしい、「かっこいいね」と言ったら、「お孫さんにあげて」と言って、それぞれの方が出身地シールを持ってきてくださった。そんなに配っている様子は見えなかったけど、わたし特別だったのなぁ。それとも最後尾列だった私の席がお気の毒ですね。ってことかも。記念に資料の表紙にペタペタ貼り付けました。
長崎まで2時間。空港では、「くんち」の時奉納されるという龍踊りの「龍」のお出迎えだ。
空港の外に出たら長崎県が「ドーン」と出迎えてくれた。
長崎の港に着いて、ランチは自由食。私はどうしても「長崎ちゃんぽん」だ。しばらく探してもお店がありません。まさかレストランに入って聞くわけにもいきません。総本店と書かれたこのカステラ屋さんで聞いてみた。カステラも買わずに。「すぐ裏の路地を入ったところですよ」天下の文明堂は優しかった。
長崎名物「ちゃんぽん・皿うどん」裏通りのこのお店。こんな場所では、ふらりと来た旅人には探し出せません。
本場のちゃんぽん。いやあ格別でした。
平成30年の「長崎くんち」今年は出番だったそうです。市内に町がいっぱいあるから7年に1度しか回ってこない出番らしい。私の神社の御柱祭も7年に一度ということなど、餃子を握っているお店のご主人といっぱいお話ししました。7年に一度、燃えるのは私たちも一緒で、意気投合といったところ。
親父さんは出島町。手ぬぐいをこう染め上げているのです。この手ぬぐいの左下に、根曳「中村吉秀」と染めてある。これが息子さんだとの紹介。じゃモデルになってよ。と手ぬぐいをバックに写した御主人が次の写真。
額入りの大きな写真がいくつも。平成9年に囃し方として、船に乗ってシンバルをたたいているのが息子の「吉秀君」どうやら舟の周りを駆けているのを「根曳」というらしいけど定かではありません。14時を回っています。遅いランチタイムでしたので、私ひとり貸し切りのお店で、ご主人との楽しいお話の時を過ごせるのでした。
モダンな造りの長崎港ターミナル。
手前に停泊している小さなジェットフォイル「ぺがさす2」に乗ります。
私たちは2Fの席。シートベルト着用必須といわれた高速艇。シートに身体を縛り付けられて、歩き回れません。九州商船のホームページから写真をいただきました。
五島航路、長崎から新上五町の奈良尾港まで1時間15分。もう道半ばを超えているのに、Googleさんは、あと1時間5分といっている、この測定時間狂ってるみたいだけど、ひょっとしたら到着地点の設定を間違えているかもしれない。