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宇佐神宮(2021九州no6)

2021-06-08 | 九州

 大分と言えば麦焼酎、麦焼酎と言えば下町のナポレオン「いいちこ」そのいわれを調べてみたら大分県の方言で「いいですよ」にちなんでいるとか。この会社宇佐市にあるとのことで、その原料になる麦が一面に実りを迎えようとしているのでした。

 

 宇佐神宮へのお参りには、USAの観光ガイドさんのお話を聞きながらの歩きでした。

 「神武天皇聖蹟莵狭顕彰碑」があった。難しい字が挟まっている。莵狭(うさ)宇佐国造りの神らしい。日本書紀に寄ればとしているが、まあそれはいい。昭和15年にこの碑が立てられたという。私と同じ80年の歳月を経ている。変なところに喜びを覚えるのでした。

 入場口でいただいた栞の表紙がこれでした。こちらは上宮。もちろん国宝、檜皮葺の屋根が連なっています。

   神橋を渡って表参道を歩くと大鳥居が見えてきた。

 やはり幾つもの石段が待っていました。私は仲間からしばらく離れて後ろを歩いています。以後も写真に写るのは、ほぼ仲間だけ。参拝のお客さんはいないのです。

 県有形文化財の宇佐鳥居に向かって歩きます。奥に見えている朱塗りが西大門。桃山文化の華麗な唐破風の門だと紹介しています。

 おもしろい画があった。神様と仏様が日本で最初に出会ったのはこの場所でした。なるほど神主さんとお坊さんがあいさつしてる。神輿と神仏習合の発祥地として有名だといいます。

 ガイドさんが神宮の説明。全国に四万社余あるという八幡様の総本宮で伊勢神宮につぐ宗廟、歴代天皇より篤いご崇敬を受けています・・・などと書かれています。この神社が伊勢神宮と相並ぶとは、そもそも宇佐神宮なんて全く知らない存在でした。そんなに崇高な神宮とは、何も知らなかったことを教えてもらえるってことはやはりうれしい。

 天皇陛下はお詣りしないかもしれませんが、お使いの方がいらっしゃるのでしょう。

 

 神様はお三方が祀られご神殿も三か所。三棟が横に並んでいます。まず一之御殿からお詣り。725年に応神天皇が祀られたという。ここでは他の神社とは違う礼拝形式が古来よりあるといい「二礼四拍手一礼」ですよと教えられるのでした。

 

 「下宮もご参拝ください」といっている。もちろん参拝はしたのですが、規模は小さいけれど、写真を見れば本宮と一緒。よって写真は割愛することにしました。

 呉橋を眺めています。日本百名橋のひとつだそうです。

 そしてお帰りの時間になりました。西参道を歩いてのお帰り。門から真っすぐ伸びている勅使街道を少し歩いて駐車場へ。前を歩いているのがお仲間の皆さん。

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