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湯布院の街で(2021九州no8)

2021-06-13 | 九州

 

 ホテルに帰ってきました。雲間に由布岳(1583m)の東峰と西峰が顔を出していた。ガイドさんが言ってた。霧の多いこの山並み山の見える確率は50%だと。これだけ見えれば満足だといわなければいけないのかも知れません。

 今日の夕ご飯は自由食。私は何も迷わずにラーメンでした。正面に由布駅舎が見えている。駅からまっすぐのびるここがメインストリート静かな町です。車中でガイドさんが教えてくれた。町では何の宣伝もしなかったのに女性向け雑誌「non-no」「an・an」が九州の軽井沢として取り上げたことから当時「アンノン族」と言われていた若い女性から火がついてひなびた温泉地が人気沸騰。別府温泉に比肩する大分県を代表する温泉地となったとのことでした。

 駅舎に行ってみた。そこにこの画があった。3月1日に全線開通だったのか、と窓口に行ってお話を伺った。そしたら女性の駅員さんが次の資料を持ってきてくれた。

 

 中を開いてみると復興の歴史が記されていた。いやいや驚きます。折々九州での豪雨はニュースで見てはいましたが、2012年からこの鉄道がこれだけの被害を受けているのでした。そこで思い出したのが私の故郷伊那谷を昭和36年6月下旬に襲った豪雨、それを「36災」といい忘れられない記憶となっている。天竜川の氾濫、崖崩れや土石流。死者行方不明者が124名。もう住めなくなって集団移住によって集落がなくなってしまった地域もあった。私のところは無被害でしたが、あれからすでに60年、ちょっとした被害はあれど、幸せなことに以後まったく平穏な日々が続いているのです。

 宿に帰って撮影しました。平成6年第1回目開催のポスター。演者はどちらから。と聞いてみました。京都からですとの答えが返って来るのでした。

 ポスターがきれい。廊下にずらっと並んでいました。今は能面も新型コロナでタッチアウトになってしまっている。

 暮れ行くお山を呼び寄せてみました。

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